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木陰 夢・クリエイション

え~、ここしばらく書いている時間が無くて、ボラのレポは上げていませんでした。

タイトルつけてレポを書いていたのは⑰までで、それ以後はちょっとパスしていた感じです。

レポを書かなくなるとてきめんで行った記憶もあやふやになり、今では何回行ったのかも定かではなくなってきているのですが、多分、ボラとして行っ たのは7月ので20回か21回くらいだと思います。

やっぱり頑張って書かないと、やったことすら忘れてしまってしまいますね。いや、情けないもんです。

というわけで!久しぶりにボラについて書きたいと思うのですが、その前に、福島の現状についてのまとめを少し書いてみようかなと思います。

これも、私の記録のためです。
あまり普通の方には興味のないことかもしれませんが、そこはまあ興味がなければスルーでお願いします。

ここ数年、私たちは福島を中心にボランティアに行っています。

活動場所は主に、南相馬のボラセンか、飯舘村で3千本の桜を植えられている会田さんのお家のお手伝いです。

ただ、これは福島の特異な部分かと思うのですが、南相馬のボラはもしかすると他の地域とは作業内容が違ってきているのかもしれません。

ちょっとこれを見て欲しいのですが、この赤い部分はいまだ「帰宅困難地域」で、住民の方は戻ることが出来ていない区域です。

南相馬と飯舘村のほとんどは、1~2年前に居住制限区域を解除されているのですが、南相馬においてはやはり原発に近いということもあってか放置されているところも多く、荒れている所も多々ある現状です。

もちろん、最初に行った時に比べれば、人の生活が戻ってきているのは実感できるんですよ。
補修や建て替えをしているお家も増えましたし車の通りも増えました。

でも、まだまだ自宅の修理などに手がいっぱいで、緑に埋もれていくのは何とかボランティアが食い止めているような現状なわけです。

なので、南相馬のボラは、どちらかというといわゆる「里山保全ボランティア」に近くなってきているように思います。

そんなボラがあるの?とお思いになるかもしれませんが、あるんですよ。人口が減って荒れていく、里山の環境を守るボランティアというのが。

そういったボランティアは、大体が木や竹の伐採や草刈りがお仕事になると思うんですが、南相馬のお仕事も大半がこういった「荒れていく環境を整え る」 作業になっているわけです。

そんなの、放っておいてもいいんじゃね?と思う方もいると思いますが、日本という国は、人間が手を加えないとすぐさま緑に覆われてしまうんですよね。

南相馬に行くためには海沿いの6号線を通るのですが、まだ帰宅困難地域である双葉町や大熊町、富岡町の一部のあたりはもう、ここは日本なのだろうかと思うくらい緑に覆われてしまっています。

ガードレールや道路標識が草に覆われてしまっているのを見ると、普段は気にもしていないような道でも、ちゃんと人間が除草をしているんだなという ことが分かるわけです。

左右に広がる草原は、かつては畑だったのかもしれないし、もしかしたら田んぼだったのかも知れないというレベルに草が生え、民家も半分草に埋まっているわけです。

人間が入って手入れをしなければ、あっという間に家は廃墟になるんですよね。

ボランティアがやっていることは、それをちょっと遅らせているだけ。

福島に関しては、そういった先の見えない無力感が常に付きまとっているわけです。
そこが他の災害と違うところですね。

福島以外のところは、ボランティアが現地に入り、汗を流せば流した分、そこは片付き復興していくわけですが、福島はなかなかそういうわけには行かない。

難しいところです。

今回の作業はここ数年の定番となっている竹の伐採でしたが、問題だったのは梅雨明け直後(ん?東北はまだ梅雨だったのかも?)で、竹が水分を大量に含んでいたことでした。

チェーンソーで竹を切り出し、それの枝を払い、50cmほどの長さにカットし、枝はウッドチッパーにかけて粉砕し、胴部は割って乾燥させて水分を抜くため積み上げておく。

作業としてはこんな感じです。

内容は毎回同じなので過去のブログを読んでいただくこととして(笑)
さすがに何度も同じ作業をやると、水を含んだ竹はチッパーでも粉砕できないことがわかってきます。

ためしに少し入れてみると、あっという間に繊維が歯に絡んで止まってしまいます。

仕方ないので私達の前に入ったボラ達が刈った乾いた枝を粉砕することにしたのですが、これが大変(笑)

何度もチッパーはやったことがありますが、今回のチッパーは元気が良くて枝を引き込む時に枝が大暴れするんです。

おかしい。
これは前にも使ったチッパー2号のはず…。

修理にでも出して元気になったのかな?

とにかく、引き込まれる枝に何度も往復ビンタを食らいましたよ(笑)

本来、これは力を使わない作業なので楽チンのはずなのですが、今回は作業場所が木陰のない炎天下。

積み上がっている枝を拾ってチッパーに押しこむだけなのに、暑くてふらふらします。
いやあ、マジで20分以上作業を続けることが出来ませんでした。

竹の枝打ち隊はバールを思いっきり振りおろして枝を折るのですが、それをやっていた女性は指の皮が剥けてしまったそうで…。

どの作業もきついんですね。

「腕がきついわ~」
「腕に筋肉つける必要があるんじゃないか?」
「これから毎日、庭でバールを振ってトレーニングしたら?」
「すぐに警察に通報されるな(笑)」
「あははは、確かに!」

ボラの皆さんも常日頃筋トレとかをしているわけじゃないので、タフな方々でもそれなりにヘバるのでした(笑)

そして私は、自分が判断ミスをしたことに気がついていました。

今回、長靴の中に入れる踏み抜き防止の中敷を、強化繊維のにしていたのですが、これが痛い!

前回畑作業をした時はしなやかに曲がってくれるので大変楽だったのですが、今回の現場は石や切り株で地面がゴツゴツしていたんです。

そうなるとしなやかな繊維タイプの中敷は、普通の靴と同じように痛いんです(笑)

失敗した~!
鉄板のほうが楽だったかも~!

いやはや、現場の状況によって中敷を変えられるように、常に両方持っていかなきゃダメってことですね。

宿泊
6月にリニューアルオープンした「いこいの村なみえ」
温泉と素泊まりだけですが、とても綺麗な宿舎でした。

ただ、食事は出ないので、事前に買って行くかロビーに売ってるカップラーメンを買うしかありません(笑)

今までも、面白い宿舎に色々泊まってきましたが、ここも玄関に靴を置いてスリッパに履き替えるなど、ちょっと面白いところでしたよ。

ええ、疲れすぎて写真なんてありません。

温泉に入ってスーパーで買ってきた食事を並べてみんなで食べて、私はすぐに就寝です。

酒飲んで騒ぐ体力なんて1ミリも残っちゃいませんでした(笑)
つか、みんなが戻ってきたのも気がつかないくらい、朝まで8時間くらい爆睡しました。

いやぁ気持ちよく寝たわ~(笑)

あれだけ疲れたら絶対みんなイビキくらいはかいていると思うのですが、誰一人夜中に起きなかったというんですよ。

私なんて、起きた時にここがどこなのかも一瞬思い出せなかったくらいの爆睡でした(笑)

翌日は同じ場所で昨日の続きです。

この日は切り出した竹を50~60cmにカットし、太い竹は細くなるように割って、処理場に運べるように2トン車に積む作業です。

前の日、バッテリーの調子が悪く高速カッターが使えず、切った竹をチェーンソーでカットしていたのですが、地面に置いた竹をチェーンソーで切るのは大変難しく、多くの竹が残っていたんです。

なので2日目は高速カッターを2台、それぞれ軽トラに積んで現地入りです。

高速カッターは、材木を切ったりするときの回転するカッターですが、手で切っていたらとんでもない時間がかかるものがこのカッターを使えば数秒でカットできます。

形は色々ありますが、こんなやつです。

しかし、コイツはチッパーより更に危険な匂いがします(笑)

「S田さん、ちょっと高速カッター使ってみない?」
「ええっ?この非力な私が?ムリムリムリムリ~!」
「大丈夫だよ、ほら、そこのボタンを押しながらゆっくり下げる」

チュイィーーーーーン  

サクッ

あれ?

あれ?

全然力も要らない…。
っつーか……これチョー簡単じゃね?

しかし、いざ作業が始まると、高速カッターは危険なお仕事ということで男性陣のお仕事になってしまいました。

いや、もしかしたらさ、その作業が1番ラクチンなんじゃないの?
立ったまんまでサクサク切ってくだけじゃん!

なんでその切った竹を私が運んでんの?
暑くてフラフラなんですけど~!

おじさん達がサクサクと切った竹を、力自慢の男性が割り、私がそれを2トン車に運び、友人がそれを2トン車の上に隙間なく並べていく…。

流れとしてはこんな感じなんですけど、竹って結構重いんですよ。

割られて積み上げられた竹を、手箕(てみ)と呼ばれるプラスチックのカゴ?に入れ、2トン車の上に持っていくのですが、あまりいっぱい入れると腕 がプルプルになってしまいます。

プラスチックのてみは割れやすく、というか既に割れているものもあってあまりいっぱい載せてもイケナイ感じです。

つーかさ、竹が太過ぎ!重い!

そりゃかぐや姫も産まれるってもんだよ、もう!

2トン車の上に乗っている友人も大変そうですが、友人より背の低い私は足が荷台にかからないため登って手伝うこともできません。

無理してよじ登ろうとしたらまた股関節の靭帯を伸ばして坐骨神経痛になってしまいます(笑)

そうこうしているうちに、竹の運び出しをやっていた男性陣が戻ってきて手伝ってくれたため、なんとか作業は完了です。

20分毎に休憩を繰り返し、暑さでクラクラしつつもなんとか私達が手をつけたところの作業は終わりました。

以前やった時もそうだったんですけど、やっぱり涼しい時期だと作業もはかどるんですよね。
これが11月くらいなら、多分みんな倍くらいの作業をこなせたと思うのですが、まあそこは仕方ありません。

今は西日本のボランティアの方々も、東北より更に厳しい暑さの中で作業をしているんですよね?

正直、いつもはやらない重労働をしていると、どこからが無理でどこまでが大丈夫なのかわからないもんなんですよ。

そうなると、そもそも「無理をするな」というのは屋外で作業なんかするなってことになってしまうので、そうも言ってられないわけです。

なので、とにかく最低でも30分以内に休みを取る。
その都度必ず水を飲む。

そうやって、少しずつ頑張って欲しいなと思います。

で、以前ちょっと書きましたが、今回ジャケットにファンがついた「空調服」なるものを着てきた人がいまして(笑)

最初は「変な格好!」と言って笑っていたのですが、それが本当に涼しいみたいなんですよ。

そうなると、一人だけ涼しい思いをしていると、段々みんなイラッとしてくるもので(笑)
「なんだかあの、ファンの音を聞くだけで腹が立ってきた」
とか言う始末(笑)

私なんか「一人だけ涼しい思いしやがって!いつかバチが当たればいいんだ!」と鬼のようなことを言っていたのですが、その空調服のバッテリーが2日目に切れまして(笑)

もう、みんなで「わーい、わーい」「やったーやったー!」と、チョー意地クソの悪いことを言って喜んでおりました(笑)

でも、そんなに体感温度が違うのであれば、これからはこういった服も被災地で必要になるかもしれないですね。

といわけで、今回は暑くて写真を撮る元気もありませんでした(笑)

次は涼しい時がいいなあ。

以上

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