上から読んでもバケツ、下から読んでも？
先ず週明けのNY市場、主要三指数、ダウ平均２４８１３ドル＋１４８ドル ＋０．７２％、NQは＋０．６９％で史上最高値更新、S＆Pは＋０．４５％、ドル円は１０９．５０円、で、シカゴ日経先物は２２５５５円、先日終値は２２４７５円ですから小高く寄ります トルコのCPIは年率＋１２．１５％、これ輸送用機器が＋２０％で、金利上げなければ実質マイナス金利が続きます リラ暴落やむなしです ユーロ圏生産者物価指数は横ばい、モーサタの出演者週末予測は中央値、日経平均２２４００円、ドル円は１０９．５０円とこれ、週明けに出してしかるべきでした 今週のリスク要因は貿易摩擦、米中間、そしてアメリカ対全世界です アメリカの輸入関税の対象品目、金額ベースで１５％が見込まれ、貿易戦争になればアメリカは失業増、不況に陥ります 現時点では５週連続、アメリカ国内に資金流入、株価を押し上げています 先のNQでも見た通り、大型ハイテク株が中心に買われています 代わりに新興国からの資金流出が進んでいます 政府の骨太の方針、先ず１９年の消費税増税で２．２兆円の家計負担増、代わりに数千億円の子供世帯への補助措置がなされますが、穴の開いたバケツに水を流し込む、ってこんなもんですね 後２５年までに財政黒字化、プラットフォーム作りですが、これは欧米も中国もやっています ２０２０年から後期高齢者へと団塊の世代が入ります 社会保障制度の抜本改革ですが社会保険料の引き上げに支給額減は別に法案など通さずに毎年進んでいます このまま行くだけですかねえ 日本の高齢者の労働力化率は既に世界でも最高水準です まあ高齢者の定義を７０歳以上に引き上げれば全て解決する、なんてもんですか 先日の東証で空売り比率は４０％を割り込みました 個別材料ではユニクロが４か月振り既存店売上減少、これは昨日のネタでFRは市場に押されて上昇しています コーセーミノルタはFCFを黒字化、参天製薬は売上高６％増、これは確実に飛ぶ材料として、ノムラシステムが１１日に東一に昇格です ６月は例年、新興市場が盛り上げり、月別取引高では年内最大です IPOもメルカリ、MTG,ZUU,パテコと続きます アメリカは自動車新車台数売り上げが頭打ち、その為、メーカー各社が自己金融部門を設け、ユーザーにクルマ、売っています トヨタ６０％、フォード５５％、GMが５０％、GMには伸びしろがありますが、これ、FF金利を上げていく以上、いずれは焦げ付きます 後、ヘッジファンドが原油相場を押し上げていたのですが冷めてきたとの観測記事、産油国が産出増を図る見込みです 余計な事ですが、サウジアラムコの上場が欧米日でありそうにないのは財務所掌の公表、更に株式公開となるとサウジの生命線と言える国家機密、可能採掘年限を公表する必要が出てくる、これはきついですね 今日も小高く寄ります 上げの火曜、下げの水曜がどこまであてになるかですがそんな所です