大学生が陥りがちなドヤ顔関連問題

中３に進級してまもなく、家庭訪問があった。

3年の息子のクラスの担任は、2年生の時からの理科の教科担当である。比較的若い男性。

ちょっと熱血？、でも理不尽さや傲慢さなどのネガティブな話題は聞いたことがない。

授業内容は見たことがないからわからないが、テスト問題やその課題レポートの対応や、息子の話を聞く限りは、信頼がおける先生かなぁと思っていた。

テスト前の課題、夏休みの課題は、評価にこだわらなければすぐ終わらせることができ、でも時間をかけてしっかり取り組めば、確実に力がつき、高評価もしてもらえるような課題を出すのだ。

つまり、この先生の授業をしっかり受けて、課題をこなしていれば、学校だけでも受験レベルの理科の力がつくような、生徒のためになる授業ができる人という印象だ。

そして私は直接話したことがなかったが、1年の担任Nのときのように、家庭訪問で直接話しても違和感を覚えることもなかった。

現在の学校での様子を伺った後に、なにか質問や相談はないかと聞かれたので、1年の時に校長がした再発防止策が反故されたことについて校長に不信感をもっていることを伝えた。

すると、

「え？そうなんですか？？僕、1年の時は3年生の担任をしていたので、1年の頃に学年が荒れてたのは知っているのですが、息子くんが長期欠席してた理由とか詳しいこと何も知らないんですよ」

と言われた。

え？

それってつまり、こちらの案を却下した上での 校長の再発防止策であったクラス替え。そしてその際に「加害者メンバーを今後一緒のクラスにしない」という校長自ら掲げた条件、約束を情報共有させていないということ。

そしてクラス替えの際に、校長から指示や指導がなかったということだよね？

そして、いじめについても まったく情報共有がされていないということが明るみになりました。

うわぁ。

やはり 校長の再発防止策、交換条件はその場しのぎの発言で、それを遂行するとかそういった意識はまるでなかったのだ。

そりゃ、出席日数操作します！とドヤ顔で言ったことすら反故にするはずだ。

でも、家庭訪問って各家庭の持ち時間10分ほどしかない。

次の家に時間通りに行かなければならないので、先生を遅れさせるわけにいかない。

なので、いじめの情報共有がされていない ことをこちらが確認したこと。

また、新たな担任にも１−2年にあった事の詳細を説明、相談したこと。

これらを 暗に校長に知らせようかと。

そこで、新担任に、

「1年の時に校長が掲げた再発防止策が、説明もされずに反故にされているのですけど、どういうことですかって息子母が言ってましたって、校長に伝えていただけますか？」

とだけお願いをした。

この新担任ならば、校長に対して不信感を持つのではないかと。

なんなら、正義感で何か行動を起こしてくれたりしないかという、わずかな淡い期待もして。

さて、校長、どう出ますか？