80個以上の木陰関連のGreasemonkeyまとめ

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何故楽天は木陰を採用したか

職場の休憩室にクーラーも窓も換気扇もついていないため、空気が重く汚れた感じがする時がある。うちのスタッフの中で自宅からランチを持参するのは店長と私だけ。後のスタッフは近所のフィッシュ&チップス屋でチップス(フライドポテト)にグレイビーソースをかけただけのものを毎日食べる。であるため、その匂いと食後に彼女らが脇に振りかけるデオドラントスプレー、香水の匂いが充満し、嗚咽がする時がある。
そんな日は外に出て、木陰の下で1人ランチをする。

今日もぼんやりしながらおにぎりを食べていたら、どこからか母親と5歳くらいの男の子が歩いて来た。
私のいる場所から斜め前で立ち止まり、母親は男の子に「叩くからね!」と確かに言った。男の子は泣いていた。

母親は「どうして気をつけないの!犬の糞を踏んで私が許せると思う?そんな靴でどうするつもり?ちゃんと下を見ないで歩くからよ!自分で責任取りなさい!」と怒鳴っていた。どうやら犬糞を踏んだらしい。

どうして良いのか分からない男の子。
母親は「見せなさい!」と男の子の靴を脱がせたが、「ああ汚い。自分で持ちなさい!」と男の子に靴を持たせた。
母親は壁に靴を擦りつけ、犬糞を取ろうとしたが、完璧には取れずに男の子にただ靴の裏を見せ続けた。

私は思わず自分のカバンの中からウエットティッシュを取り出した。
子供ができて以来、常に私のカバンの中に欠かさず入っている必需品である。
私は大きなお世話だと分かっていたが、その56枚入りお徳用ウエットティッシュを丸ごと手渡しに行った。

私は「全部どうぞ。スペアは自宅に沢山ありますから」と言い、弁当のある場所に戻った。
母親はお礼を言い受け取った。
大人でも踏む事はあるであろう。
決して少年に非はないが問題なのは、この犬糞放置文化である。

今まで行ったヨーロッパで一番汚かったのはパリであったが、しかしイギリスも犬糞を取る人は取るが、それでも放置はまだまだ酷い。
たまに子供が歩いて登校したいと言うから歩くのは良いが、犬糞を気にしながら歩かねばならないストレスは心底腹がたつ。

この馬糞と犬糞放置OK文化も、そろそろ時代に沿ってアカンにしてもらいたいと私は思っているが、こんな最近来たアジア人は馬糞&犬糞文化を語るなと言われるであろう。
少年に幸あれ。

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