きっと大丈夫の本質はその自由性にある

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全盛期のきっと大丈夫伝説50

こんばんは。

先週末から
弟が帰省していたのですが…
帰省2日目の夕方のことです。
数十年ぶりに
硬直、けいれん発作が起こりました。
嘔吐も少しあり
2、3分の発作だったのですが
その後約1時間
脱力状態が続きました。
少しずつ回復し
声も出せるようになり
私と母の顔を見上げては
「だいじょうぶ」と
繰り返していました。
本人も
動揺していたのだろうけど
それ以上に
何度も、悲しそうに
両手で目を覆って。
前回の発作は
ほんとうに昔で
まだ3歳前後だったそう。
弟も、その当時と
今では
感じる気持ちも大きく違うだろうと思います。
それを思うと
とても辛かったけれど…
施設の職員さんや
看護士さんからも
サポートをしていただき
その後はいつもどおり
穏やかに、自宅ですごすことができました。
いちばん、胸に響いたのが
発作の翌日から
弟が「だいじょうぶ」と言いながら
ずっと笑顔でいてくれたこと。
きっと
自身がいちばん辛く
不安なはずだけれど
帰省の最終日には
また、いつものように
「楽しかったです」
と、言ってくれました。
今後は
施設の管轄の病院で
詳しく検査をしていただくことになっています。
弟の
「だいじょうぶ」と、笑顔は
施設に戻ってからも変わらず
職員さんたちからも
「大丈夫、きっと大丈夫
「心配しなくていいからね」と
言葉をかけてもらっていました。
私たちは日頃
自分の状態が良いときには
人にも心からの笑顔を向けられたり
優しい言葉もかけられるけれど
切羽詰まったり
不安に押し潰されそうなときにも
同じようには、ぜんぜんできていないなと
気づきました。
自分の意志とは反したところで
命をおびやかすほどの発作が
急に起きたとして
今後もまた、あるかもしれないという
不安もかかえながら
まわりの人たちに
だいじょうぶ、と
笑顔でずっと言える。
辛いとき
悲しいとき
もう、どうしようもないという
気持ちになったとき
今回の彼の姿を
必ず、思い出したいと思います。

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