アドリブだとか騒いでるのは一部のブロガーだけ
しつこい?しつこい?しつこいよね?
ねえ、もう飽きた?飽きた?もう飽きたよね?
でもブログに書いて発散しないとどうにかなっちゃいそうなこの気持ち…なんでこんなにハマっちゃったんだろう?バカみたい…
1話から6話まで見たあとでこの「キュンキュン名場面集」を見ると、最初の黒澤部長の「はるたんが好きでーす!」という告白にも涙する始末。
僕はここで何度も林遣都の演技は素晴らしいと書いたが、遣都は2016年の映画「にがくてあまい」でゲイの役をやったんだね。その時に監督から「表面だけのゲイはいらない」と言われて相当役を作り込んだという。その経験がこのドラマに生かされてたのかと納得。その映画の時に勉強のために新宿2丁目に行ったらしいが、ゲイから「バカみたいにモテた」らしい(一緒に行った俳優さんの話)。そりゃモテるやろ、こんなに可愛いんだから。
このドラマを見ていると、忘れていた感情が蘇ってくる。俺にも昔、こんなに一途に人を好きになったことがあったな…と。先日の記事で「ゲイとノンケの愛は成就するのか?」と書いたが、そんなのは最初から答えは分かっている。ゲイがノンケに恋をするなんて不毛な話だ。このドラマのようにノンケの春田が黒澤や牧に心惹かれるなんてことは現実にはない。だからこのドラマはゲイにとってはファンタジーだと言ってもいい。現実の世界では難しくても、せめて、せめてドラマの世界だけでも春田と牧が結ばれてくれたら…と願ってしまう。
いや、これは俺だけの願いではない。おそらくこのドラマにハマった人ならゲイ、腐女子関係なく、多くの人が春田と牧の幸せを願っているはずだ。もしそれ以外の結末だったらアジア中で暴動が起こるよ。韓国や香港でも放送されてるんだから。
でもあのラストはいったい何なんだよ。一年後に春田と黒澤が同棲してるだなんて…春田のことを思って自ら身を引いた牧の立場はどうなるんだよ…わけわかんねえよ(春田風に)。
女性の中にはドラマで春田や牧が来ている服を購入して旦那や彼氏に着せている人が多数いるらしく、貴島プロデューサーがインタビューで「春田の家のマグカップとか牧の服が売り切れになってる」と答えている。
この貴島彩理プロデューサーのインタビューは撮影の裏話とかも多くて面白い。
ここでも語られているが、春田と牧の会話や行動には結構アドリブが多くて、しかもそれらの多くがゲイや腐女子の萌えポイントになっているのに驚いてしまう。
インタビューのタイトルにもなってる「牧、俺も食べたい」「あげないよ」はドラマを見ていない人には何のことかさっぱりわからないと思うが、思わずニヤニヤしてしまう場面。そんなアドリブ萌えシーンの一覧を作ってくれた人がいるが、第1話から6話までで11箇所にものぼる(たぶんもっとあるはず)。
田中と林が役になりきって春田と牧に感情移入しないとこういう自然な(しかもラブラブな)アドリブはできないんだろうなと思う。やっぱり俳優ってすごい。