ココロも満タンに アドリブ
久しぶりにこのメンバーが揃います。
本日20:30より、遠賀「ドラム館」にて。
諸々の事情によりちょっとだけ活動が止まっておりました、前田幸美ちゃんのピアノトリオ「ACS Piano Trio」。
アドリブ性以上にアレンジとアンサンブルを追求したジャズ・ピアノトリオでございます☆
5年ほど活動が続くこのユニットが今日久々の復活ライブでございます。
変わらないアンサンブル・ワークをご披露出来ればと思います♪
もうすぐのスタートでありますが、お時間あります方、是非遊びにいらしてください。
6/2(土)
ACS Piano Trio @遠賀「ドラム館」
20:30スタート
チャージ2,000円(要別途オーダー)
前田幸美(P) / 田中誠(B) / 宮吉英彰(D)
アドリブフリーク特設サイト
落語で楽しむ「ANOTHER WORLD」の世界 Part 1
ブラボー!谷作品の中でこれが一番良かった。
5代目桂米團治さんに星組の宝塚大劇場公演ANOTHER WORLDを観劇していただき、終演後に感想を聞く…というコーナー。
感想
ブラボー!谷作品の中でこれが一番良かった。
落語を題材とした谷先生の作品はこれまでにもあったけれども、今回は集大成。
生きててよかった。
「地獄八景亡者の戯れ」というお話を、こうするかと感動、納得、驚く、頷く。
「崇徳院」をうまいこと使こている。
「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の…」(と七海氏にふる)
「われても末にあはむとぞ思ふ」と大阪弁で七海氏。
その大阪版がみなさんすごくできておられました
。
七海氏と有沙さんは関西弁にひと苦労。
矢印だらけの台本でお稽古。
ひとつだけ…
喜六のアクセント
きろく→→→が正解
きろく↑↓→は間違い
気になったのはそこだけ。
初音も、登場からおきゃんで素晴らしかった。
登場した瞬間に性格まで表現。
ああいう地獄八景を拝見すると、噺家はもっと頑張らなあかんと…。
万里組長は、1人で何役もこなす噺家さんの方こそすごいと。
勉強のために見た落語のDVDにのめり込み、勉強そっちのけで笑い、楽しむ。
落語の笑いを舞台化するのは難しいことなんです。
谷先生と、紅ゆずるさんはすごい。
紅ゆずるさんあってこその作品。
閻魔さんのお裁きの場面で、気がついたら涙が…。
落語にオチがあるように、お芝居にもちゃんとオチが。
於登勢が、閻魔大王をしばく場面。
万里さんは、「母は強し」と思って演じたけれど、谷先生は「この世にも鬼がおる」と。
落語だけでなく、文楽の人形使いも、歌舞伎的な場面も、上方文化をくまなく使った舞台。
宝塚も、関西の伝統文化。
あほの喜六を演じる時に、より「あほやな」と思ってもらえるためにはどういうところに気をつけたらいいですか?…と七海氏。
紅ゆずるさんのように演ったら良い。
あの方はとことん喜六的なところがある。
ちょかなんです。
最後にもう一手何かやらないと気が済まない。
喜六も台詞やないところでも何か一動作するとかちょける。
七海氏も結構やったはったけど、ブラッシュアップするには紅ゆずるさんのようにやる。
なるほど。
毎公演きっとどこか、何か、アドリブ的なことを演ったはるんでしょうね、紅ゆずる氏。
このコーナー、Part 2もあるみたい。
楽しみです。