人と、地球に「夢・発見・ドラマ・幸ちゃん」を。

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“ 勇敢な赤ちゃん ” に限らず
言葉を綴るという事は、
それをこうして発信するという事は、

どんな意見も受け入れる覚悟と、
同時に受け流す覚悟もしているという事。

そんな覚悟も常に背負い、
それでも私は、
ここに“ 書く ”選択をしている。

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「どんな意見も受け入れる覚悟」
とは、意見ではない単なる誹謗中傷に、
傷つかないくらいのタフさを持つのとは違う。
傷つかないフリをする事とも違う。

自分とは違う、異なる意見を跳ね返して
自分の中の正論を突き通す事とも違う。

誹謗中傷は
投げかけたその人の問題。

万人に好かれる事は有り得ないし、
中には「気に入らない」だけの理由で
攻撃して来る人もいる。

心優しいあなたは、
自分に非があったのではないかと、
全てを受け取ろうとする。

「受け取らず、流す」覚悟を。

異なる意見は、あって当然。

同じ言葉でも
例え全く同じ経験をしたとしても、
見えてる世界や感じる世界は、
1人1人、みんな違う。

同じものを
同じように見てると思っているなら、
それは錯覚に過ぎない。

それほど、違うものだと。

その人が見ているものは、
どんな風に見えようとも、
紛れもなく事実であり、
正しいのだ。

1人1人、自分の正しさの中に生きてる。

みんな違う、
でもそれがあるから、
この世の中は最高に楽しくて、
可能性に満ちている。

そこには正論も不正解もなくて、
すべての事象は、正解なのだ。

それを「受け入れる」覚悟を。

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ここに書いた事も、
私はそうしてる、というだけで、
これが全てじゃない。

ここまで書き、
私がこう「覚悟」と書けるまでには、
どんな経験があったのだろう？
と、思い返してみた。

そして、見つけた。

励ましてくれた仲間が
いてくれたのが大きい。

最初から、
こんな風に思っていたわけではなく、
そんな柔らかくも、強靱でもなく。

１つ１つ来たコメントに
メンタル折れそうになって、
その度に助けてもらった
年月があったから。

もう10年以上前のこと。
そこからの経験があったからこその。

その時々、助けてくれたのは、
同じダウン症のお子さんをもつ、
お母さんたち。

ダウン症を知ってほしい思いで
集まってくれた全国の仲間たちに。

裕子さんは、誰よりも、私よりも、
ものすごく怒ってくれた。

ヒラメカカオさんは、
行け！と背中を押してくれた。

幸恵ちゃんが
うんうん♡てたっぷり共感てくれて、

ゆりえちゃんは
優しく論破してくれた。

雅美さんは
また違った新しい視点を示してくれて、

sacicoさんは
いつでも客観冷静だった。

そしてふと来る
ぶんぶんさんのコメントに、
吹いた。←笑かしてくれる。

コメントやメッセージをする行動を
目に見える形でしなくても、
心配して見守ってくれた仲間たちも
たくさん居てくれてた。

だから
そうして私はまた、
もう12年以上、
書き続ける事が出来た。

励ましてくれるみんながいなかったら、
とっくに書く事を辞めていたと思う。
発信する事に恐くなっていただろう。

そしてまた、この時、
多くの励ましを貰う事で
その後の私の、大事なスキルになった。

それは励ます側になった時、
1番響くであろう言葉を
その時々で選択できる事。

あの時みんなが、
それぞれの個性で、
あらゆる方法の励まし方を
伝授してくれたから。

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“勇敢な赤ちゃん”が多くの人の力で
広まっていったように、

私もまた、多くの人に
助けられて励まされて、
勇気づけられて、

今、こうして、
書き続けているのだと。

決して1人では成り立たない人生を。
多くの経験と、「人」から。

それは1人1人みんな。
その1人の人生を構成しているのは、
その人の多くの経験と、
「人」なのだと。