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日本列島、酷暑ですが、皆さま熱中症は大丈夫でしょうか？

ブログ更新がしばらく途絶えていました。

きょうは残念なお知らせです。

7月7日に自家移植を終えて晴れて退院、となったわけですが、リンパ腫が再発してしまいました。

5月末にCHOP療法で一旦寛解しました。再発の確率を下げることを目的に6月にしんどい自家移植に挑戦したわけですが、退院後、わずか10日ほどで再発が確定しました。

退院直後より全身の痒みがありました。人生で初めて経験するような強烈な痒みでしたが、入院中の発疹の影響だと思っていました。

退院1週間後の最初の外来診察日、その症状を主治医Y先生に言いました。ちょっと警戒すべきという感じでした。

帰宅後、Y先生から電話があり、血液検査の詳細な結果がその後出て、「疑わしい数値」が出ている、次回診察日を早める、と。

３連休明けの昨日火曜日、血液検査のある数値が高く再発の可能性が濃厚であるといわれ、すぐさま今日水曜日のあさのPET-CT検査を予約してくれました。

きょうのPET検査の結果、残念ながら再発が確認されました。

退院して自宅に戻れた喜びはたいへん大きかったです。

でも入院によって衰弱してしまった体力を戻したくてもあまりに暑くて外に出られない悪循環でした。

症状としては、生涯で初めて経験するような全身の痒みに四六時中苦しめられました。

そして、退院後最初の外来診察でいわれた「再発」可能性。

３連休をはさんでここ数日間は、症状も、それ以上に精神的にも、地獄のような数日間、どん底の数日間でした。

皆様にはブログ更新がご無沙汰でご迷惑をおかけしましたが、ぼく自身、そのような心の余裕はまったくありませんでした。

ぼくが移植にかける期待は大きかったです。

移植に成功すれば少なくとも再発までの期間（何年かは）生き延びられることを意味します。

反対に移植が成功しない場合の選択肢が限られることは素人のぼくでも理解できます。

移植が成功すればこその、tonyの再生、でした。

それが再発。再生どころか、tonyの再発、になってしまいました。

いまはまだ再発を100％受け止めきれてはいません。

年初からの半年間にCHOP療法、そして、1ヶ月以上に亘った過酷な自家移植がすべてご破算になってしまった事態に、まともな神経を保つことが難しいです。

きょうPET検査が終わりT病院に駆けつけると、診察日でもないのにY先生は長い時間をとって説明し、ぼくと妻の質問に答えてくれました。

なぜこの時期に再発したのか？例はあるのか？

今後の治療の選択肢はどんなものがあるのか？

無治療とした場合、どの程度の余命なのか？

リンパ節生検の必要性と大きさからして採れるかの問題

セカンドオピニオンのこと

決まったことは、来週からの再入院です。

新たな治療法を模索するための入院。Y先生は1ヶ月程度と見ているようです。

今後の化学療法はCHOPのように外来で、とはいかず、長期入院の繰り返しになる模様です。

自宅での日々は束の間でした。残念ながら病院生活に戻ることになりそうです。

tonyの再生に拍手して下さった皆様、とても喜んで下さった友人の皆さん、そして家族・親族には落胆のニュースでたいへん申し訳ありませんでした。

精神的に立ち直るには少し時間がかかりそうです。

いま言えることは、これからもぼくらしく生きるしかない、そのことだけです。

ランチの後、妻と食べたジェラート。二人の幸せな時間！