あくびをナメるな!
ぴんからきりまでいろいろあくび集めてみました。
思い出はお伽の国にある
お伽の国には 姫がいて
時折ゆっくり ふりかえり
酔わせてくれる はげましてくれる
そうして 僕はまた 元気になれる
(逢坂みえこ「永遠の野原」より)
コンにちは。
銀狐のブログへようこそ~
心に残った本をご紹介しています
さて、今日ご紹介するのは、
メルヘン~
ファンタジー~
素敵に爽やかな青の世界。
オールカラー。
絵を眺めているだけで海辺の街の風を感じられる、そんな本です。
CDでいうところの、ジャケ買いってやつですね。
ふだんは中味を吟味しないと買わないのですが、この本は思わず購入ボタンをポチリとしてしまいました(笑)
本の扉の向こうに広がっていたのは、かわいい女の子が暮らす、きらめくばかりの美しく不思議な海沿いの街。
青い海。白い壁。まるで地中海のどこかの街のようです。
ミコノス島かサントリーニ島みたいといえば伝わるでしょうか。
迷路のような街の路地、店の看板、生命力にあふれた植物たち…。
こまごまと詳細に書きこまれた背景のひとつひとつが気になります
そこで繰りひろげられる日常もまた、ずいぶん変わっています。
登場人物たちもかなり奇妙
空を旅する少年、貝の研究をしている絵描き、海の底からきた少女。
入道雲の浮かぶ空、水平線、ビー玉、灯台、漂流物、
結晶のような白い街並み、貝殻、昼の月、
ラムネ瓶、海沿いを走る電車、炭酸水、夏の終わりを告げる風…
そんなものたちの詰め合わせのようなマンガが描けないものかなあ、と随分前から考えていました。
…翠曜岬という場所はこのマンガの中にしか存在しませんが、ここの街並みはエーゲ海のサントリーニ島やミコノス島あたりの街をモデルにしています。
(あとがきより)
こういう世界がお好きな方には読んでいる最中からもちろんですが、後からもじわじわとよさが波のように押し寄せてくる本です。
イバラード(井上直久さんの絵画)でも感じましたけどねえ♡
この本にもありますねえ♪
灯台が歩いたり、街が海に沈んだり…
あ、ネタバレみたいになっちゃうからあまり言わないほうがいいですね
(*´艸`*)
お話は奇想天外で驚いたけども。
こういう本、やっぱり好きだなあ
コマツシンヤさんの本は他にこちらも♪
表紙が本当に素敵
見ているだけでワクワクします。
※この二冊は中はカラーではありません。でもね、自分でも色を塗りたくなる本です。本に色なんかつけちゃいけないかもしれないけど(^^;
塗り絵すきの人にもいいかも♪
「午后のあくび」
亜紀書房
ショートマンガです。
お話の舞台はちょっぴり不思議な白玉町。
ほんわか優しいOLあわこさんが体験する美しく奇妙な出来事にほっこり癒されます。
帯です↓
「つるまき町夏時間」
新潮社
つるまき町で暮らす小学4年生のみつる君の身に起こった、ひと夏の不思議物語。
終業式の日、教室に忘れたランドセルを取りに戻ったみつる君が出会ったのはホテイアオイの精。
それからみつる君の周りで不思議なことが起こりはじめます。
子供の頃にあじわった夏休み独特の、あのワクワクした感じも魅力的なマンガです。
あなたもこの絵に惹かれたら
コマツシンヤさんの不思議ワールド、あじわってみてくださいね ~
ご訪問ありがとうごさいました
1,620円
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