ご冗談でしょう、妄言さん
全盛期の妄言伝説50
最近は、僕の同級生や大学時代の友人、先輩などから教育相談を受けることも多く、また、僕自身、婚活を考えている面もあり、子ができた場合、「どないしょっかなー」と勝手な想像をすることが多いです。
この仕事の一番の強みは「いろいろな親子関係を直接見ていること」です。これは学校の先生でも塾の先生でも不可能なことです。そこから得る見解は、僕にとっても人生にとって大事なことを気づかせてくれます。
それを見るにつけても、子育ては一筋縄ではいかないことは自明です。みなさんが理想に思うような、サピのアルファクラスにいるような良い子でも、いろいろと何事か問題はあります。成績面が問題ではなくても、本人の性格が困りものだったり、身体が弱かったり、じいさんばあさんが口うるさい、などいろいろ、本当にいろいろあります。
どんなにうまくいっているように見える家庭でも、ちょっと皮をひっぺがせば、問題はあるものです。まずは、皆さん、そこを慮ったほうが良いと思います。ご近所の優秀なお子さんの家庭を羨ましがってやきもきしているのは、もう平成的で時代遅れだと思います。
他と比べて一喜一憂するよりは、どうやっていまある「カード」で、自分たちを幸せにしていくか、を考えたほうが良い時代だと思います。
このような場合も、僕はうまくいっている例よりは、いっていない例を参考にしたいと思います。
というのも、成績に関してもそうなのですが、良い例というのは、そのご家庭や生徒にしか当てはまらなかったりして、多様性が強いです。が、「やってはいけないこと」というのは、どこの家庭でも汎用性があり、当てはまりやすいです。
ですから、「こうすればよい」よりは「こうするとまずい」を意識して、それをしないほうが、うまく行きやすいことが今までの指導経験上でもわかっています。
下記、参考にしていただければと思います。僕がいつか親になれたら気を付けるつもりの点でもあります。
・でかい声で怒らない
・躾としての叱り、を重視する
……これは誰しもがわかってはいても、なかなかできないことのようです。とはいえ、あるテストなどが悪かったり、親御さんの思い通りに行かない場合、激しい𠮟責のしすぎに注意です。それは、親御さん側の思い通りにいかない場合、プライドや自尊心が傷つけられた感じがある場合に、必要以上の大きな声が出てしまうようです。
大人同士でも、大きな声で注意なり𠮟責なりされるとけっこう心に変なものが残ることがあると思います。侮辱や侮蔑と言っても良いでしょう。子供は心をまもるフィルターがまだ未熟なので、そのダメージは想像以上に大きいです。
とはいっても怒らないことは1日たりとも不可能だと思います。怒るならば、「怒っている」という声色を重視して、大声を出さないようにした方が良いです。「本当にやばい時」以外に軽々しく大きな声を使わないことが大事です。
とはいっても、母親という生き物はケンケンとなりやすいものです。であれば、それを自覚してお父様を使って理知的に言い聞かせることも大切です。間違っても両親両方が喧々諤々と叱り倒さないことが大事です。
自己表現できない子、自己主張が苦手な子は、両親が激しく怒る子が多いです。自分が出せなくなると、どこかで極端な選択をしたり、趣味趣向がゆがんだり、困ったことにもなりやすいようです。
とはいえ、逆に自己主張が過ぎ、生意気さが目立つと、躾的にもあまりよろしくないことになります。自我が肥大し、自己中心的な行動言動ばかりがある人間が付き合いにくいのは大人ならわかることです。これは、逆にあまり怒られてこなかった子が多いです。
放任主義として、まるで放置されたような子育てのパターンの家庭の子に多いのは、畏れ知らずである種傲慢で、努力をすることもなく、犯罪まがいのことも平気でするようになるパターンです。このパターンになるくらいなら、少々怒りすぎても怒っている方がマシだとは思います。
つまり、まとめますと、普段はあまり大きな声で怒ることはしない方がよいが、ここぞという時、躾的、人間的にアウトなことには烈火のごとく怒る、という感じが良いと思います。
基本的な躾をされていない人間は、やはり社会人になってからも低所得になりやすいという実感も、僕は持っています。
普段から大きな声で感情的に怒っていると、親御さんの身体が蝕まれてきますし、変に慣れてしまって、より大きな声で怒らないと行動が是正されなくなります。
ひどくなると、子は親を避け始め、信頼感が薄れてきま
す。そのような方向性にならないようにすることがまずは大切です。
・宿題などを一緒にする時間を持つ
・親の本音を伝えておく
……少なくとも小4から5くらいまでは、学習をある程度チェックしておく必要があります。別に教えられなくても、一緒に考えても良いですし、宿題管理だけでも良いです。一緒に何かをすることで、子は愛情の実感を持ちます。それは幼児期を少しすぎた小学高学年まで続きます。
そこで自立をうたってすべてを自分でさせても、あまりうまくは行きませんし、結局、能力的にも未熟なままになりやすく自立も遅れます。
また、親は綺麗ごとだけで子育てを済ませようとしがちです。理想のキレイな世界で、(親にとって)ご都合主義的な考え方で、学歴や進学先を決定します。泥臭い現実の話を避ける傾向にあります。
ただ、小学高学年、中学受験を志向する時期からは、学歴の大切さ・有効性、現実にどう効果するか、という親の考え(わからないことも正直に)を述べておくことが大切だと思います。
勉強以外の道で成功することも、世の中やテレビの中ではたくさんあるものです。最近ではユーチューバーもそうでしょう。それをあげつらって、勉強を否定する子も多いです。
でもそれは、わずかな「超」がつく稀少な成功例を見ているにすぎません。また、その成功者本人たちもテレビなどでは見えない陰の努力をすさまじくやっているものです。その努力を知らず、また思いやれずに言っているのはガキっぽい証拠なのです。
総じて考えてれば、勉強をしておいた方が、現代日本では良いのです。何かと力になってくれます。好きでなくてもやっておくべきだし、もっともやっておいてトクがあるのも勉強なのです。
のようなことを普段からそれとなく伝えておくこともやっておいた方がよいです。綺麗ごとや理想論だけでは子育てはできないことも想定しておくべきです。綺麗ごとは、子には嘘に見え、
ただ、これも親子関係がうまくいっていて、自己肯定感が強く育つことができたお子さんはこのようなことは言わないものです。夢があっても真面目に勉強もしていくものです。
・親の「行動」の注意点
……親も人間であり、不完全であるのは、当然のことです。それでも昭和の親に比べると、いろいろなところが緩くなっているのが現状だと思います。
また、離婚率の上昇で家庭の事情も複雑になっている場合もあり、親の行動が如実にお子さんの信頼を失うことにつながっている場合もあります。言っていることとやっていることが全く違う場合は、子に言葉は届かなくなるのは当たり前です。
その場合は、全力で愛情を注ぎ、関係の修復を図らねばなりません。不倫など、芸能人が過剰に叩かれている現実がありますが、躾や道徳としての言葉を単なる綺麗ごとのフィクションにしないためにも、親側の自制心や行動にもご自身で気を付ける必要は親ならば絶対にあります。
子との約束は絶対に守る、子にダメだと言ったことは自分もしない、など基本的に人間関係で大事なことは、親と子の関係でも大事です。意外とそこ(道徳といってもいい)が甘いのに、子供には厳しく要求して失敗している親御さんも多いです。(うーん、僕はできそうにないかもw)
もう何点かあるのですが、長くなるので今回はこのあたりで。当たり前のことばかりですが、やはり当たり前のことの中に真理はあるのかもしれません。
以上は家庭教師として、いろんな家庭を伺う中で達せた見解ですのでご了承ください。所詮は独身男の妄言です。
いつも読んでくださってありがとうございます。
(あ、アメブロの仕様が更新されて、ながらくプロフィールが表示されていなかったようで修正いたしました。ついでにトップの写真も今の僕のものに変えました。メイクなどをしているので、実物は全く違います、笑)
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妄言コレクション
MOOSIC LAB2018にて上映中、『普通は走り出す』をご観賞下さいました皆様より沢山のご批評、ご感想が届いておりますのでご紹介させていただきます。
一部作品内容に触れているものもありますので映画未見の方はご注意のうえお読みください。
『普通は走り出す』、次回上映は12月13日(木) 18:20より
劇場はアップリンク渋谷になります。
上映は残り2回。
引き続き最後まで宜しくお願い致します。
トリプルファイヤー×大田原愚豚舎
【 MOOSIC LAB 2018『普通は走り出す』上映スケジュール】
■12月13日(木) 18:20~UP LINK渋谷
■12月14日(金) 21:10~新宿K’s cinema
以下、皆様より届いたご批評、ご感想。
■
和製ジム・ジャームッシュによる和製『8 1/2』とでも言いましょうか。
固定のワイドショットと車内ショットが織りなす絶妙なテンポ。
平凡な日常とはいささか不釣り合いな雄司さんの素晴らしい音楽が生み出す非日常性。
新作を出すたびに磨かれていくコメディセンス。
今作は特に肩の力が抜けて自由にやっているように感じた。
なんとも贅沢な女優遣いもそう。憎たらしい。いい意味で。
やはり渡辺監督は日本において作家性が確立している稀有な監督だ。
なんていう虫唾が走るような御託はブチ捨ててめちゃくちゃ面白いのだから次回作を楽しみに待っています。
■
11月30日のわたし、の、中身、
ボヘミアン・ラプソディ
ボヘミアン・ラプソディ
ボヘミアン・ラプソディ
12月3日現在、の、わたしの、中身、
普通は走り出す
普通は走り出す
普通は走り出す
もう4日現在だった。
やっぱり、映画は、すごい、いや、すごくなくても、好きだ。
好きだ。好きなんだ。くそう。
ありがとう。
■
『普通は走り出す』 めっちゃ面白い。
でも面白いって感想ともまた違う気がする。
冒頭の序曲から好奇心。なんなんだこれは。なんか漲る。漲る。
ああ映画ってなんなんだろう。
トリプルファイヤー強烈に残る。
おばあちゃんも素敵です。
■
MOOSIC LAB2018 Jプログラム 長編『普通は走り出す』 大田原愚豚舎の作品もトリプルファイヤーも初めてでしたが、もう一回ムーラボを焼け野原にするくらいのインパクト強しな作品でした。 個人的には、この映画において、黒崎さんのニュートラルな天使っぷりがじわりとツボった。
■
『普通は走り出す』 期待どおり めちゃくちゃおもしろかった。説明しようがないんだけど、そこもとても映画らしい映画。
構図、セリフ、音、音楽。 都内 今後は 12/13 と 12/14。
■
「映画になっている」という説明しづらい特徴が、自分が好きな映画の基準。 出席することだけが得意な学生が書いた、きちんとしているようで全く何も提案していないつまらないレポートのような映像には興味ないな。
『少女邂逅』や『普通は走り出す』や『地球はお祭り騒ぎ』は、だから好き。
■
「恐怖の報酬」 「MOOSIC LAB 2018 普通は走り出す」 ハシゴ。
約1年ぶり プールサイドマン以来の渡辺監督作品。普通は走り出す。
もう、好き。 大好き。 地球はお祭り騒ぎを観れなかったのが悔やまれる。
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渡辺監督の自虐であり、自問自答であり、映画世界への声明文のような映画。
皆が普通 走り出しているところ、映画を撮っている渡辺監督の映画を、皆は観なくてはいけない。
突き刺さったし、背筋が凍った。
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ムージックラボの作品を観るときは、どうmovieとmusicが競演しているかに注目しながら観てるんだけど、渡辺紘文監督×トリプルファイヤー『普通は走り出す』は、こういうMOOSICが観たかった!っていうくらい良いコラボだった。
トリプルファイヤーの音楽と渡辺監督作品の親和性もあるだろうけど、監督がアーティストの世界観をちゃんと咀嚼して飲み込んで血肉にすればアーティスト本人を出さなくても別次元のケミストリーが生まれていくっていう好例。
けど、これはわたしが渡辺監督もトリプルファイヤーも超ファンだからなのかもなとも思う。どちらも知らない人はどう観るのか。今泉監督美味しい。
■
ムーラボJプログラム 『デッドバケーション』結構好きな物語だった。ザ・ムーラボ的映画の良作だった! んで、『普通は走り出す』で俺はボコボコにぶん殴られた!何だこれ凄え。作り手側にいる分ダメージがデカかった。そしてなんと太々しいジワ系映画だこと。なんかもう、大嫌いで大好き!悔しい!
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『普通は走り出す』観る人が観たら超重い映画なんだけど、結構な頻度で笑わせてくるし、なんかムカつく。最高!
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「普通は走り出す」 アナーキーでサイケデリックな映画でした!めっちゃ良かった!
ドアタマから好きな構成で音楽×映画なら一曲丸々集中して聴きたいなーと思ってたトコロに最適な表現で嬉しかった!
美しき青きドナウが流れたりトリプルファイヤー以外の劇伴も良かったです
構図も素晴らしくて、イチバン映画的な映画で。その中で映画を考える。そんな禅問答が好きでジワジワと見入ってしまいました
滑稽だけど真剣に喜劇に描いてくれたのも嬉しかったなー
男はつらいよシリーズ観たいな
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音楽×映画の祭典MOOSIC LAB デッドバケーション 鑑賞。 歌を信頼しているのが凄く良かった。声と歌詞とメロディの良さが押し付けがましくなく伝わる。 それは 普通は走り出すのトリプルファイヤーも同じ。 ファンになりそう。 中一からやり直したい〜♫ (でも中一からやり直せないもんなぁ…)
■
映画『普通は走り出す』トリプルファイヤーの曲初めて聴いたけど大田原愚豚舎の映像と合うね。監督の演技も同じように台詞を繰り返すのが似てる。おばあちゃんかわいらしい。願わくは某雑誌の人の目に耳に届きませんように。
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『普通は走り出す』再び。やっぱり面白いわ。特に「炎上」の章はまるで落語みたいだ。一瞬振り返る人が企画プロデューサーの直井さんに見えたけど違うのかな?
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何だこれ!凄え!
超攻撃的なコメディー映画?
未体験のゾーンに突入した感じ
笑って笑って最後は脳天ブチ抜かれた
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観てきた!なんとも不思議な映画だった
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トリプルファイヤー、主題歌だけかと思いきや計5曲も使われていたよ
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ムーラボ「普通は走り出す」。渡辺監督の自虐と自問の映画。手法は健在だけど、「七日」から比べれば、随分と変化を入れてきたなー。 長回しがなかったのは残念だが、ただただ愚痴や不満を言ってるだけなのに、なぜ面白いんだろう。
「普通は走り出す」、大田原作品では珍しく出演者が多い。お気に入りは女医さんです。「適度な運動と、食生活を見直さないと。今のままでは、死んじゃいますよ?」と厳しい事を言われて怒られたい。
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渡辺監督演じる渡辺監督のクズっぷりが痛々しくて最高!
トリプルファイヤーの音楽が世界観にハマり過ぎだし、萩原みのりさん、松本まりかさん、古賀哉子さん、ほのかさんたち豪華すぎる女優陣もステキ!メッチャ笑った!
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Jプログラム「普通は走り出す」。中1からやり直してもフランスに生まれても変わらなかったであろうクz…しょうもない映画監督が少しだけ足を進めた話。しょうもない人の発言としょうもなさを語る歌詞を聞かせられてるのに、どこか他人事じゃないようなざわめきが少しだけ生じ…ませんでしたかね?
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ムーラボ Jプロ『普通は走り出す』小山で後ろの音が聞こえなくて、K’sの前方席で観ても・・トリプルファイヤーの音源と同条件で受けて立ったかのようにも思え。前々から車中のシーンどうやって撮るのかと思ってて、今回ようやく変かもだぞと。 編集の手が変わると違うのだな。
女優陣は1人1日ずつ大田原で撮影だそうで。これまで同様コーヒーのおかわりも連続で撮ったんだろうなぁと想像。小山はトークも長めで終わってから監督と話せたし、ライブも行き情報入った2回目なので落ち着いて観た。やはり傑作であるようだ。キネマ句報も確認できました笑
■
音楽×映画の祭典 [MOOSIC LABO(ムージック・ラボ)2018] の中の一本『普通は走り出す』。
映画監督渡辺紘文とロックバンドのトリプルファイヤーの組み合わせ。
どちらのことも知らなかったのですが、両方好きになりました。
両者の魅力を伝えられたということで
MOOSIC LABOの作品としは成功なんだと思います。
****
映画としたはかなり破天荒な作りなのですが、
実はちゃんとトリプルファイヤーの楽曲と映画のストーリーとテーマが合致していて、
普通にこういう映画として正しい結果を出せる監督なんだな、という点で驚きました。。
トリプルファイヤーの楽曲『中一からやり直したい』『今日は寝るのが一番よかった』が、とてもとても素晴らしい歌なわけですが、
それがバッチリ映画と合っている。
***
渡辺紘文監督が自ら主演俳優としてノリノリで出てきてるわけですが、
助手席で1人で喋ってるシーンが忘れられないですね。。
多分本当に普段から思ってることを、
瞳に一切の曇りなく
スラスラと喋り続けるわけですが、
それが本当に内容が薄い。。
おんなじこと何回も言う。。
しかも全く瞳に淀みがない。。
「コイツなんなんだろう…」と精神分析するような気持ちで凝視しました。。
こういう奴いるいるーとも思うし、こういうのが一番やばいんだよな、、とも。
****
美人女優松本まりかとお医者さんごっこしたかったから撮りましたみたいなシーンがあるんですが、
映画を撮る理由として「松本まりかとお医者さんごっこしたいからです」ってのはとても正当な理由ですよ。
〝女医に扮した松本まりかに「三食栄養があるもの食べてください」と冷たく叱られてみたい〟
十分すぎる映画の動機。
***
渡辺監督演じる主人公は、かなりのファッキンクズ野郎。
だけど同時にキュートでもある。
映画もだらだらと長くてナルチシズムの連続。。
でも、冒頭の件について。
本当は渡辺監督はうまい映画を撮れる人なんだと思う。
真っ当な映画を撮る技術は十分にある人なんだと思う。
***
他の作品を観ていないので
どういうことでこういう映画になったのかはわかりません。
トリプルファイヤーの楽曲に合わせた、だけではないと思います。
渡辺監督の特性が思いっきり出てるとは思うんですが。
***
謎のシーンがあって、
監督がプロデューサーか誰かに原稿を送信する前に
「これから誤字脱字を直してから原稿送りますね。今日中には送りますんで。」
っていう電話をするんです。
普通の人間は誤字脱字を直して原稿を送信してから「原稿送りましたんで」って電話するんですよ。
誤字脱字直す前に電話しないですよ。。
こういうシーンがうまいな〜〜〜と本当に感心しました。
■
『普通は走り出す』終わらない夏休み地獄。止まらない悪態。願うは他人の不幸。時折出てくる女優陣は天使か菩薩に違いない。西遊記の掌の話を思い出した。制作費を苦心する場面は馬鹿馬鹿しくもなぜか胸が詰まる思いをした。加藤才紀子さんの名前を見つけてがんばろうと思った。がんばって良かった。
■
『普通は走り出す』を観た帰り、電車で座ってる
のが苦しくなったけど、実はタイトルはそういう意味ではない。トリプルファイヤーの世界観を映画で表現するうえで、要素の抽出とモチーフ化というか、映画にしかできない部分をメインに据えている感じがすごくうまいな、と思った。
冴えない主人公と対照的に、出てくる女優さんがみんな狙いすましたように魅力的。映像の倦怠感も吹き飛ぶ。
今年のMOOSIC LAB、これだけでも観れてよかった!
■
渡辺紘文監督の映画「普通は走り出す」鑑賞。
当日券でふらっと行ったけど、私が買ったのは何気に最後の一枚だったっぽい(定員84名とかいてあった!)
トリプルファイヤーの曲との親和性がすごい。
基本、人間味ありまくりの主人公が気ままに生きてるだけって感じなんだけど、途中で心臓鷲掴みにされるような独特の演出もあり、よかったです。
ミニシアターはいいよねえ…
■
オススメ!!!めっちゃ面白い!!!
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あー、おもしろかった!
大田原愚豚舎の新作、ムーラボで観ました。
新宿K’s cinemaで。あと4回です。
■
普通は走り出す、観完了。
渡辺監督とトリプルファイヤー、予想通りの混ぜるな危険案件で、全編に次やったら殴るマインドが溢れ超絶ウザくて最高。
白黒固定画面と楽曲の相性の良さ。
普通は走り出す、ってのは俺は普通じゃないから走らないぜとかではなく普通に走るんだけどそれはそれが普通だから。
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記録
『デッドバケーション』
『普通は走り出す』見た
どっちも良かった
特に『普通は走り出す』
主人公、
超一級のみっともなさ
いいね~w 腹立つ~w
くだらない話を延々とする感じ
高校生くらいの時に
背伸びして見てた映画が
記憶によみがえった
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大田原愚豚舎最新作「普通は走り出す」を試写で見た。最高に面白かったほんとに面白かった。まさか大田原愚豚舎版「8 1/2」(スターダストメモリーとも言える)を目撃することになるとは。笑えるし痛いし笑える。
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昨日、試写で見させていただいたトリプルファイヤー×渡辺紘文監督最新作「普通は走り出す」全然普通じゃないからもちろん走り出さない映画だった。試写に来ていたある方が「8 1/2だね」と言っていたけど、本当に渡辺版はっかにぶんのいち。映画をつくることに真摯に向き合わないと到達できない地平。
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トリプルファイヤー×渡辺紘文監督最新作「普通は走り出す」試写で最前列で笑いまくってたら、上映後、「すごい笑ってましたね、今泉さんだけ」って知り合いの女優さんに言われた。そういう映画なのかもしれません。
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先日、試写にて渡辺紘文監督『普通は走り出す』。いつもの渡辺監督作品であり、いつもの渡辺監督作品ではない傑作。僕もまた、濁流に呑み込まれそうになり苦しみながら、飄々と映画を作り続けるぞ。
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J「普通は走り出す」新宿は長回しでさえ繰り返し。大田原でも日常が繰り返す。蝉の声がついてくる恐怖。クズな監督とリアクションしない人々、怒れる女達。女優の顔が認知できない贅沢。からのインタビュー。監督は女性に何かトラウマがあるのか。トリプルファイヤーも監督もアクが強い
改めて文章を読むと何故か悪口に見えてしまうんですが、とてもおススメです!笑
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大傑作「プールサイドマン」からの渡辺氏並びに大田原愚豚舎チームの大ファンである自分としては待ちわびた新作。
初回上映ともあり、会場には邦画インディ業界らしき人々や役者さん(個人的には大ファンのあの方も発見)もそこら中にちらほら。笑。
作品も兎に角独特の渡辺節炸裂で、危険案件連発の如く、繰り広げられる自虐ネタオンパレードのほぼ完全1人芝居、プラス美人女優陣の無駄遣い感がハンパなく最高で、案の定爆笑の連続!!!
メジャー邦画には出せないこの化学調味料的な風味がたまりません。
特に中盤のインタビューシーンが秀逸で完全にアナザーワールドへ持って行かれました。。。こんなに一般的にはある意味危険で毒のあるシュールなテーマをいとも簡単に笑いへ変えてしまう手腕は流石!の一言。
トリプルファイヤーの楽曲も良いが、雄司氏のスコアが素晴らしい。
インディペンデントスピリッツ溢れる快作!
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「普通は走り出す」
評判目耳にする機会度々あった大田原愚豚舎作品初体験。見たもの言葉で説明していけば眠気誘い気味なアート映画、になっちゃうかもだけど何だコレ?!な魅惑のオリジナル作品。
映画創りに苦悩し周囲に毒づきまくる男のショッパい日常生態を繰り返し描き重ねるうちに感動、いや感動とはまた違う奇妙な感情が笑いと共に溢れ出してくる。
ドメスティックだけどワールド感。ザリガニ蠢く小さな溜まりだけど底無沼の…つまりはとてもとても面白かったのです!
萩原みのりさん松本まりかさん古賀哉子さんほのかさん永井ちひろさん加藤才紀子さん…美人女優との“贅沢過ぎる”コラボもGood(笑)
こういう垣根超えた(?)組み合わせ双方にとって刺激的だし突破口の一つかも。
「書くが、まま」「普通は走り出す」はそれぞれ2018年度日本映画暫定ベストの1本です。
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昨日 #MOOSICLAB2018 『普通は走り出す』観た。
トリプルファイヤーを聴いて私は自分の悩みが何か認識したので、痛いし、他人事じゃないが暗くなくて笑えて面白かった。
痛い主人公と関わる女性達のリアリティも良かった。音とモノクロで絶妙にスマートにも見える映像。あれカラーだったらよりキツイか笑
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『普通は走り出す』ではトリプルファイヤーの音楽自体が一つの作品として完結していると言うMOOSIC LAB の根源に切り込む台詞があって、めっちゃ興奮したんだけど、酔っぱらったので、もう寝ます。
今日は寝るのが1番良かった(酔っぱらいの妄言)
■
『普通は走り出す』、何度も繰り返し映し出される変わらない日常シーンにさざ波が立つかのごとくおかしみや悲しみや不穏さが浮き上がる、そんな渡辺監督の十八番とともいえる演出が炸裂しているそれだけで嬉しかった。
今回、私が目撃した大田原は現実世界の大田原と言うよりは監督の心象風景として存在している大田原という印象がとても強い。
だから後半に挿入される悪夢的なシーン(『プールサイドマン』の芋洗いの画もそうだけど、渡辺監督はコラージュの才能があると思う)にも違和感を感じなかったし、(冬のシーンがあるにもかかわらず)好きなときにザリガニ釣りが出来ていつでも蝉時雨が聞こえるエンドレス・サマーな幻想世界に迷い込んだ
分になった。
監督は映画を創るとき、少年時代の夏テンションに自分自身をアゲて映画を作っているのかな?なんて勝手に妄想したりしています、いま。
あと、個人的に監督の頭の中の景色を観ている気持になっていたから、映画制作に(全くと言っていいほど)奔走しない監督の姿から醸し出されるユーモアを視覚的に捉えると同時に、映画制作の際に生じる苦痛に近い葛藤を心情的に感じ取ることが出来たかも。
更には、その頭の中の世界が問いというカタチをとって銀幕のこt(興奮w)。長くなりすぎたのでこの辺でやめときます。愉しかった。
■
渡辺紘文「普通は走り出す」を観てきました。
トリプルファイヤーの曲が新旧曲織り混ぜてかなり効果的に使われているのですが、改めて吉田が主義主張してることってずっと一貫してるんだなと思い、そのエッセンスをうまくテーマに結びつけてる映画だなと。
でも不思議と嫌な感じはしない。
個人的にはトリプルファイヤーの曲が映画館の音響で聴けるだけでも元取れた感あったし、エンドロールはそのままMVにできそうな感じありました。
あとMOOSIC LABの公式ガイドを劇場で買ったら映画の紹介文を増本さんが書いてらしたので、増本ファンは要チェックだと思います。
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同プロ渡辺紘文監督『普通は走り出す』私は故郷栃木にあまり馴染めず今に見てろよぶすくれ精神でやってきたのにこんな見せられっちゃしゃあんめって事でめちゃ笑ったしザワついた。
同郷だから笑える感覚もあってぐふふ嬉しい??でれすけなのにcool!
■
「普通は走り出す」を観ながら脳裏によぎったのは何故か「ウルフなシッシー」の大野監督 (個人的な思いなので深読みしないで下さいね)
白黒映画の雰囲気も良かったと思います。 ドキュメンタリータッチで時々過激な発言もあり、笑いあり。且つパワーヒッター。心のダメージ大。好き。
■
今日ムーラボJプロ初日を見させていただいたのですが、すげぇよかったです。あの校舎のシーンは控えめに言ってもヤバい
■
MOOSIC LABであろうと渡辺紘文は渡辺紘文。
インタビューパートにもはや爽快感すら覚える。
もはやムーラボとは?????
わかんない。わかんないけど面白かった。
■
MOOSIC LAB 2018
「普通は走り出す」
観てきたよ
白黒映画観たの初めてかも!??
感想としては
…なんか渡辺監督の頭の中をそのまま覗いた感じがした笑
次観たらどう感じるか気になる映画
ウエイター役、お疲れ様?
■
「普通は走り出す」渡辺監督が退路を断つ、人生で一回しか繰り出せないネタを出してきたのは意外。
金なら出そうじゃないか!と思わず言ってしまいそうな映画。
予算あっても、女優との距離感に戸惑いを感じるあたりも可笑しい。
ムーラボでは異色の一本だけど、渡辺監督作としては見やすい。オススメ。
■
待ちに待った渡辺紘文監督『普通は走り出す』鑑賞。
今回のムーラボでとにもかくにもいちばん観たかった作品。
いやー、面白かった。笑った。過去作から脈々と受け継がれているものにニヤニヤ。
渡辺監督の怒涛のボヤキに溜飲を下げる人は結構いるはず。
トリプルファイヤーの音カッコいい!
■
『普通は走り出す』は映画が好きで好きでたまらない映画監督が映画を相手に戦わす痴話喧嘩のような映画だ。なぜか特によいと思ったのは手紙のシーン。
■
普通は走り出す、感想を我が物顔でつらつら呟いたりしたら監督にぶっ飛ばされそうなのでやめておきます。笑
■
ムーラボ
Jプロ
出演しました「普通は走り出す」開幕しました??笑い声が聞こえて嬉しかったです。
試写から25分もカットされた100分版ですが、とても面白かった…
普遍性を感じる喜劇です。
ひとの苦悩は笑える。雄司さんの音楽が、かなり好きです。
観てほしい。
■
そういえば昨日ムーラボで観た「普通は走り出す」急に今泉監督が燃やされていて、不覚にも笑ってしまった。
■
美人女優のオンパレード
■
観た!こりゃ、問題作だ。
『お嬢ちゃん』みのりさん、永井さん!!
■
普通は走り出す
監督渡辺紘文さんの愚痴をひたすら聞きながら笑っていただけなのに気付くとラストの「ライ麦畑」ならぬ田んぼの畦道へ迷い込んでいました。
美人女優の無駄遣いとか(叱り付けてるだけ)あり得ないものを堪能しました(笑)ってか、ハネケかよ(笑)…意味不の感想ですみません。
Jプログラム或いは救うこと救われることまたそれに拠って救うことを始める作品群。
今までに感じたことのないことを感じた…流石のラインナップです。
■
監督さんが思いっきり楽しんでるシュール?な作品
モノクロ作品なのも、いい味を出してました。
素直に面白かった。
哉子ちゃんは、喫茶店のウエイトレス役。出番多くてよかった。
なんか癒されるよね。
■
映画「普通は走り出す」
初日観賞して参りました。
作品の感想は長くなりそうなのでとりあえず......
とにかく、
「コーヒーおかわりいかがですか~?」
「かしこまりました~」
「ごゆっくりどうぞ~」
に、ただただ癒された~??
哉子ちゃん素敵でしたよ??????
■
小山シネマハーヴェストにて『普通は走り出す』鑑賞。
これはまずい、突きつけて来た、突きつけられている・・過去作知らないとシュールな意味なし場面も愚豚舎ファンにはウケ所。でも解りやすそう。観れてよかった。
空いてるし作り手側は客席に。こっち来てよかった。面白いよ!
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『普通は走り出す』K’s上映は観たい。
小道具が脳内で別物に変換されるのが私の愚豚舎あるあるなので早めに観たいというのもある。
音楽はトリプルファイヤーが良いのは勿論、雄司さんパートが良い。
盛り盛りの日常音のことではなく、K’sの音響が意識されてる?と思うような曲が。
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『七日』『プールサイドマン』『地球はお祭り騒ぎ』の渡辺紘文監督による最新作!
『七日』~『地球はお祭り騒ぎ』までの3作で、『パターソン』がファンタジーに見えるレベルで、本当に何も起こらない「日常」を徹底的に描いた渡辺紘文。昨年の秋に新宿武蔵野館で『七日』を初めて観た時は、「何じゃこりゃ!?」と本気で思ったけど、その後に『プールサイドマン』『地球はお祭り騒ぎ』と重ねて観ていく内に、「何も起こらない世界」にすっかり魅了されてしまった。(ちなみに、その「何も起こらない日常」の極みとも言える『七日』は、昨年の私の年間ベスト10の1本に
なりました。)
そんな渡辺紘文監督の最新作を、観ない選択肢は皆無で、今作も迷わず鑑賞!MOOSICLAB2018の中で、何故か今作が上映されるJプログラムは平日しか上映がない(他のA~Iプログラムは、1回は休日か祝日の上映があるのに!)というスケジューリングだったけど、そんなことも何のその。半休を取って初日に早速鑑賞。
今作は新作の脚本が書けなくなった映画監督の物語。この主人公を渡辺紘文が演じ、主人公が依頼されてる新作は今作というメタ構造の映画だ。そして、MOOSICLAB案件ということで、トリプルファイヤーの音楽が適宜挿入される。
ただ、本編はメタ構造も音楽もほぼ無関係。渡辺紘文がいつも通り作家性を全開にして、独自の世界を展開する魅惑の1本だった!
『七日』~『地球はお祭り騒ぎ』までの「日常の繰り返し描写」は控えめにしつつも、『プールサイドマン』や『地球はお祭り騒ぎ』で見せてきた、「渡辺紘文の車内独演会」は今回も健在。しかも今回は役処が映画監督ということもあり、映画業界や観客に向けたメッセージ(愚痴)がダイレクトに伝わってくる。何処までが「台詞」で、何処までが監督の「本音」なのか分からない。そんな現実と虚構の境界線を探るだけで、もう面白い(嫌いな人は心底嫌いになるとは思うけど)。
そして、監督の「愚痴」はやがて単なる愚痴に終始せず、観客に向けて「お前はどうなんだ?」と問いかける刃へと変貌する。この後半のシークエンスを、渡辺紘文は『プールサイドマン』を想起させる独創的な描き方で見せていて巧い。個人的にはグサリと来る部分も多く、すっかりノックアウトされてしまった。
ただ、渡辺紘文は単に観客へ刃を向けるだけでなく、その後のフォローもしっかり行っている。ラストで日常に潜む怠惰や欲望など、その全てを肯定してみせる人生讃歌へと着地するのだ。これはまさに『七日』から『地球はお祭り騒ぎ』までの3作で、「些細な日常」とその先にある「闇」と「光」を描いてきた渡辺紘文だからこそ成せる技だろう。ストーリー的な結び付きは弱いけれど、確かに『七日』以降の系譜にある渡辺紘文の映画だった。
最後に余談的な感想。
「この映画が好きなら、こういうこと言うだろう」的な台詞の組み立ての点で、監督の人間観察力は凄いと感じた。ちなみに私は、萩原みのりみたいな回答する人って良いよなぁと思いつつ、実際に自分が同じ質問をされたら、加藤才紀子のような回答をするであろう人間です。
知的好奇心を満たすには充分過ぎる映画体験でした。オススメはしたいけれど、渡辺紘文の過去作を観てないとキツいかも!
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『普通は走り出す』 何これwww、と何を観せられているのか考えている内に渡辺監督の世界に引きずり込まれた感じ。 最後は不思議と好感を持って観ていた自分がいた。 無駄(笑)に女優陣が豪華でお綺麗なのもツボ(笑) あとおばあちゃん長生きして下さい。
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「普通は走り出す」(渡辺紘文監督×トリプルファイヤー)は超・挑戦的な映画! どう感じるかはあなた次第。こんな機会がないと、見られないかも。
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今日はK’s cinemaでMOOSIC LAB 2018 Jプログラム 短編映画「デッドバケーション」と 「普通は走り出す」を見て来たー。映画監督の怠惰な日常が延々と繰り広げられる「普通は走り出す」、これは人を選ぶ作品だろうけど自分は意外とイケた。舞台挨拶が無くてちょっと残念
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映画「普通は走り出す」2回目の観賞! 映画の途中から、監督演じる主役と自分が重なって見えて、「文句を言って人のせいにして、悪いと気付いてもスタイルは変えられない」自分にもそんな一面があるなぁ~と感じた。 そんな中で哉子ちゃんの場面は本当に「コーヒーブレイク」になってたよ!
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普通は走り出すは監督の体たらくぶりに感じたものが自分にブーメランとしてささりまくった。
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観て来たよー。私自身のすぐとなりに彼がいる気がして、面白いんだけどうまく笑えなくて苦しかった。でも、観終わって思うのは、「好き」と「またあした」そんな映画でした。観て良かった。すっごく。
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普通は走り出す 笑い声とか出しちゃ駄目なのかな と 周囲をうかがったり クラウドのくだりとか 永井ちひろさんの あのやりとり 好きだった
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「普通は走り出す」 今泉監督が 一番最後に 燃えてた
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同時上映の長編「普通は走り出す」初見でした。トリプルファイヤーと”同じ態度”をした映画というか、パンクでハードコアでした。非常に面白かったです。
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渡辺紘文監督『普通は走り出す』がドドドンとツボでした!超・面白い!!監督作は『そして泥船はゆく』しか観てませんでしたが、ほか全部スクリーンで観たくなりました。あとドラクエⅤやってて良かったのと、明日の歯医者の予約思い出しました。何なのこれって、まさかのMOOSIC LAB作品です。
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『普通は走り出す』観て、面白いって何?な状態です。でも声出して笑いました。そして悲しく?なりました。今泉力哉監督が燃やされてました。出演女優が豪華!だけど、アップないからスクリーンで観ないと!そんなエンターテイメント!!(と思います)ほか監督作、今まで観てないですいません!!
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渡辺紘文監督『普通は走り出す』を観て、ドラクエⅤでの結婚について改めて考えさせられました。最初にプレイした時は、フローラを選びましたが、今じゃビアンカですね。とってもとっても考えさせられた作品でした。
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渡辺紘文監督『普通は走り出す』のアリとキリギリス論を考える。これはとても重要。
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渡辺紘文監督『普通は走り出す』健康第一。
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渡辺紘文監督『普通は走り出す』映画って…長澤まさみ?
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その後、繰り返される日常を考えると、『普通は走り出す』の冒頭のドラクエⅤの話は映画そのものを説明している。それはさすがに考え過ぎでしょうか…延々と繰り返すロールプレイングゲーム。それを日々やり続けたら。またしかしそんなゲームでさえある、究極の選択。そうでもそうでなくても面白い。
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渡辺紘文監督『普通は走り出す』知らない方に勝手に補足。ドラクエⅤの結婚とは、主人公(プレ
イヤー)が、幼馴染のビアンカか、お金持ち且つ強いフローラか、どちらと結婚するか選ぶというイベントで、もちろんどっちかとしか結婚できません!
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『普通は走り出す』を観た。まさかの『松永天馬殺人事件』以上の問題作きた。監督自身が本人役として登場し、当ムーラボ出品作を製作する過程そのものを真偽入り混じるメタフィクションとして映画化した、という点で共通する両作を並べてみると各々の特色がより克明に浮かび、深い理解に導いてくれる。
『松永天馬殺人事件』は描き方こそ歪曲的でリアルを超越してる一方、それも含め映画製作に対して徹底的な理想主義を貫き通す作品。『普通は走り出す』はフェイクドキュメント的なほど直接的でリアリティに徹した描写を採用しながら、映画への理想主義を永遠裏切り続ける先で映画製作の真価を問う一本。
『普通は走り出す』ムーラボ出品作を製作しなくちゃいけないのに、呑気に怠惰な毎日を謳歌する渡辺監督の毎日を、ホン・サンスを彷彿させるタッチで追いかけたオフビートコメディ。ファンから警告の手紙を受けてダメっぷりが増していく中盤以降の抜群の面白さと衝撃のクライマックスに完全にやられた。
『普通は走り出す』中盤までは、まさかこれで100分繋げる気なのかという懐疑心を持ちながら見てたけど、リアリティはそのままに可笑しさを増していった後半はすっかりその面白さの虜になったし、少しずつ魅力的な予兆を見せながら、やがて異次元の映画へと大変貌を遂げるクライマックスで完全に降参。
『普通は走り出す』女優陣の使い方が本当に贅沢。カフェ店員や図書館の事務員、医師、映画館スタッフといった、監督の生活の身近にいるけど長く会話する程でもない存在に、綺麗で可憐な女優達を多用する一方、クローズアップでは映さずにあくまで一般人扱いに徹する。でもそれが逆にキュンときちゃう。
『普通は走り出す』映画の製作が遅れるのと比例してダメっぷりを増していく監督が、その極め付けに毎日行く先々で小学生以下の失態を連発し、美人女優たち演じる一般社会人たちから激怒されるシーンが、尊敬できる可愛い女性に本気で怒られたいという隠れ願望を抱く私の夢を間接的に叶えてくれすぎた。
『普通は走り出す』監督が度々吐き出す映画業界批判は『松永天馬殺人事件』で登場するそれの比じゃない率直さと具体性で、クラウドファンディングに映画批評家、終いにはムーラボのコンセプトも批判し出して大笑いだけど、映画ファンから自分宛の苦情レターを介した有名映画監督批判が特に最高だった。
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MOOSIC LAB『普通は走り出す』 渡辺紘文監督により渡辺紘文監督役が演じられている事で現実とフィクションの境界は曖昧になりその違いは消えて行く 台詞であって台詞ではなく役柄であって役柄ではないこの構造は、現実と映画は分裂した物ではなく地続きであると教えてくれる 映画の本質を炙り出す傑作
MOOSIC LAB『普通は走り出す』 映画の誕生以後映画を志す者に追求されてきた「映画とは何か」「何の為に映画を作るのか」という問いは、100歳を超えるおばあちゃんがまさに明らかにしてくれる おばあちゃんが言うように映画とは好きな物であり、好きだからこそ人は苦しくとも映画を作り続けるのだろう
MOOSIC LAB『普通は走り出す』観る 用水路で釣った後、主人公渡辺紘文監督の元で飼われているザリガニは、まるで映画作りそのものの比喩のようでもある 捕まえるのは簡単でも、ドブ臭く共食いをし飼い主に懐かないザリガニは飼育するのが大変だ 映画もまたアイディアが浮かんだとしてもそれを制作するには非常に困難が伴い、無事デビューできたとしても、映画監督を職業にするには想像を絶する苦労を重ねなければならない ただザリガニを釣って遊ぶだけではなく、わざわざ家に持ち帰り綺麗な水槽で世話をする渡辺監督の姿からは、この先何があろうとも映画を続けて行くという強い意志さえも感じさせる
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冒頭監督自身がドラクエⅤのビアンカとフローラの話をするところからこの映画が只者でないことが分かる。その後も地蔵にように動かない黒崎さんやおばあちゃんの間を縫うように監督が生き生きと動く展開はRPGのよう。途中から地蔵になる市長がツボ!後半のインタビューもドラクエ的?
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今回のプログラムで真に二本立てにするならこの二本(『松永天馬殺人事件』『普通は走り出す』)なんだろうな。こんな映画に関する映画、しかも尖りすぎているのが並んで出現することはめったにない。
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普通は走り出すで渡辺監督作品初体験の方の感想を読むと、これは行けると感じるので、そろそろ特集上映やって欲しい。地球はお祭り騒ぎも一般公開されてないし。120分版の普通は走り出すも観たい。
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125分版観たいなー
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GALAXYDEADもトリプルファイヤーも最高だったなあ〜
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同時上映の作品も良かったなー トリプルファイヤーすごくかっこいい
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【普通は走り出す】 自堕落極まりない主人公による映画語り映画。ちょいちょい自虐ネタで笑いを誘いつつも、「映画とは?」と次々に問いかけてくる。 今も「何やこれ!?」って衝撃が残ってる。
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MOOSIC LABであろうと渡辺紘文は渡辺紘文。
インタビューパートにもはや爽快感すら覚える。
もはやムーラボとは?????
わかんない。わかんないけど面白かった。
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自虐を交えながら、安定の大田原愚豚舎 渡辺節。
この路線でいつまで続けられるのか!?
次回作もこの手法だと流石に「もう良い加減にして!」ってなるかもしれないよな〜…と油断しながら観進めていると、後半のインタビュー編辺りからの畳み掛け具合に悶絶。
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ムーラボの中で異彩を放つと言ったら良いか。
1人飄々としている渡辺監督の作品。
トリプルファイヤーの音楽が既存のものとは思えない映画とのマッチングに驚きました。
そしてそのトリプルファイヤーを取り込みつつも渡辺ワールドという。
何か問いかけをして来る映画は下手にやるとつまらなくもなりそうだけれど、この映画はとても上手いし面白い。
そこにはやはり観る人を意識した作り手の丁寧さや編集などのセンスや才能もあるのだと。
映画館で観ないといけない映画。
女優
の贅沢使いも見もの。
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一般的に言ったら映画監督なんて職業は羨ましい限り。それでも映画監督は映画監督なりの葛藤や孤独に日々苛まれているのだろうか。
アリにもキリギリスにもなれない団子虫状態の映画監督を渡辺監督自身が演じる。シナリオが頭に浮かばず、うだうだと管を巻き、ドラクエ(しかもⅤ)やザリガニ釣りをして毎日を垂れ流す、子供より子供な大人の日常。一見楽チンそうに見えて実は窒息しそうなくらい苦しい。
普通の日常から生じる焦燥感をトリプルファイヤーの歌詞とともに見事に表現。
渡辺監督の作品は初めてだったけど、シュールな映像とゆる〜い台詞がこれからクセになるかも。
妄言 関連ツイート
お金がなくなってきたいらじは母が経営している喫茶店へ行き、母が目を離した隙にレジから売上金の一部を抜き取る(全額だとすぐにバレる為)
閉店後、売上の計算が合わなくて母、いらじに詰問。窃盗に遭ったんじゃないかと妄言を…