知っておきたいきっと大丈夫活用法 改訂版
2016年11月10日。
運命の日。
この日、私は最大の失言をしました。
今でも思い出すと胸が締め付けられます。
残酷な現実を突きつけられた時。
正直に何を思ったか。
抗がん剤が効いて手術出来るようになる。
一流の大学病院で診てもらうんだから、
全力を尽くせばきっと奇跡は起こる。
楽観的に考える自分と。
あの転移の数と大きさは絶望的。
抗がん剤が効いても時間稼ぎに過ぎない。
妻は間違いなく死ぬ。
そして私は独りぼっちになる。。
悲観的に考える自分と。
二人の自分自身がいました。
どちらも本当の私。
妻はしばらくは呆然として。
数ヶ月は自分が重大な病に冒されている事を理解していないように見えていました。
告知当日の夜。
病院を出て自宅へ。
そこには帰りを待つ妻の両親がいました。
私達の表情を見て察したようですが、
私の口から発せられた内容は、彼らの想像をはるかに超えた内容だったと思います。
「こんなに幼い子供達を遺して。。何という事だ。。。これからどうするんだ。」
お義父さんが呟きました。
私も同感でした。
この時の私の心境は、
まさに絶望、不幸、悪夢。
いま私は地獄にいる。
私は最大のネガティブを抱え込み、
完全に覆い尽くされていました。
翌日から徐々に気持ちを切り替えていく事は出来ましたが、当日は全然ダメでした。
妻が一番辛いのに。
最低な自分でした。
しばらくして。
私はお義父さんとお義母さんに声をかけられて、リビングの隣の寝室に移動しました。
子供達はもう寝ていて、妻はリビングのソファに横になっていたと思います。
私は寝室で、お義母さんにこう尋ねられました。
「娘が死んだら、子供達はどうするつもりですか?」
お義母さんも極端な性格をしていて、結論をすぐに求めたがる人。お義父さんもお義母さんも冷静ではいられない。
まだそんな話をする段階ではないのに。。
私こそが冷静でいるべきで、本当はそう答えなければならなかった。
でもこの時の私の心境も極限まで追い込まれていて、冷静ではありませんでした。
二人の幼い子供を私一人で育てる。。
今までずっと妻に任せきりでしたから。
私が育てる絵が全く想像できなかったから。
私はこう答えてしまいました。
「私一人で二人とも育てるのは無理です。○○の方は、誰か別の人に育ててもらいます。」
○○と発言したのは娘か息子か。。
ここは記憶にありません。
あまりにも非道い発言過ぎて、脳が自ら記憶から消してしまったのかもしれません。
隣にいる妻に聞こえていたかは、定かではありません。今では確認する術もありませんが。
私が取り消したいと強く願う言葉です。
あの時はどうかしていました。
ただ、二人を育てる自信がなかったのも事実です。
この後、育児休業を取得し、子供達と向き合う時間が私に自信を付けさせてくれました。
そして。その時間が子供達への愛情を深める時間にもなりました。
今は家族3人。
離れる事など考えられませんが。
弱い自分がそこにありました。
そして、今。
少しだけ強くなれた自分がいます。
もしかしたら。
あの時の失言があるからこそ。
弱い自分に負けたくない。
そう思えるのかもしれません。
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子育て奮闘記も書いてます。コチラ。
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こだわりのきっと大丈夫
ご訪問ありがとうございます
♡ ママだって主役でいたい♡
産後でも
可愛く『私』を楽しむ
を体現中!
ワークライフスタイリスト養成講座8期
2018年3月に出産したばかりの
新米女の子ママ りんこ です♡
ワークライフスタイリストとは?()
養成講座を受講した理由
『何があっても、
右も左もわからない
初めての出産・育児。
初めての出産・育児。
『人間を育てる』という責任。
自他ともに認める
超心配性の私は、
超心配性の私は、
産後の入院中、
何かあるたびに心配になって、
何度もナースコールを
鳴らしていました。
鳴らしていました。
ナースステーションにいる間も、
母子同室になってからも
娘はとにかくよく泣いたし、
聞こえなかっただけかもしれないけど、
周りの赤ちゃんたちの泣き声が
あまり聞こえてこないことに焦り、
周りの赤ちゃんたちの泣き声が
あまり聞こえてこないことに焦り、
「どうしてうちの子だけ
こんなに泣くんだろう?」
と、不安を抱える日々でした。
こんなに泣くんだろう?」
と、不安を抱える日々でした。
それでも、
「ママなんだから、頑張らなきゃ!!」
そうポジティブシンキングをして
自分に言い聞かせるようにしていました。
そんな入院中の
ある日の就寝中の深夜、
私は娘の苦しそうな呼吸と鳴き声で
目が覚めました。
ある日の就寝中の深夜、
私は娘の苦しそうな呼吸と鳴き声で
目が覚めました。
「いつもと呼吸が違う!!
ちゃんと息ができてなくて
苦しんでいるんだろうか!?
ちゃんと息ができてなくて
苦しんでいるんだろうか!?
大丈夫なのかな…?
けど何かあったらどうしよう…」
けど何かあったらどうしよう…」
すかさずナースコールをしました。
そして助産師さんが
駆けつけてくれて診察。
駆けつけてくれて診察。
結果、特に異常なし。
助産師さんが娘をおくるみにして、
抱っこした瞬間に泣き止みました。
抱っこした瞬間に泣き止みました。
私的にはその間
自分は冷静だと思っていたし、
異常はないと知って、
「よかった。一安心。」と
ほっとしただけのつもりでした。
異常はないと知って、
「よかった。一安心。」と
ほっとしただけのつもりでした。
そしたら助産師さんから
こんな言葉をかけられました。
こんな言葉をかけられました。
「ママが不安だと赤ちゃんにも伝わって、赤ちゃんも不安になっちゃうのよ。」
「大丈夫だから落ち着いて」
…その瞬間、思考が停止し、
気が付いたら涙が出ていました。
気が付いたら涙が出ていました。
強がり、抑えこんでいたものが
一気に溢れ出してきました。
一気に溢れ出してきました。
母子同室中の夜。不安そうな顔してる(笑)
そして、この「大丈夫」という
言葉のあたたかさが
じんわりと心の中にしみこんできて、
心から安心することができました。
言葉のあたたかさが
じんわりと心の中にしみこんできて、
心から安心することができました。
今度はポジティブシンキングではなく、
「何があっても、
「何があっても、
この言葉をかけてもらえたおかげで私は今、
近くに頼れる両親や親戚がいなくても、
平日ワンオペ育児をしていても、
産後うつにならずに
毎日落ち着いた育児ライフを送れています。
とは言っても、
私自身もまだ産後2ヶ月。
これからも成長するにつれて、
心配事もどんどん増えると思うし、
また不安で悩むと思う。
でも!
何があっても、きっと大丈夫なはず^^♡
どっしりと構えた自分でいよう♡
そう決められました。
もしも今、
産後わずかのママさんや
これから出産を控えているプレママさんで、
育児に不安や心配を抱えて悩んでいる方が
いたとしたら、
少しでも励みになれたら嬉しいです^^
大丈夫!
きっとあなたも、
大丈夫だから^^
安心に包まれた育児ライフが
送れますように…^^♡
愛を込めて。
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