「JAP」の夏がやってくる
1/16のアルバムリリースも近付いてきたし
1曲ずつ制作の模様っていうか、秘話みたいのも交えて書いてみようかな
まずはアルバムのトラックリスト
『くそったれFor Life』トラックリスト
1.くそったれFor Life
Lyrics by SIMON JAP Produced by dj honda
2.Do or Die
Lyrics by SIMON JAP Produced by Fourd Nkay
3.代表作
Lyrics by SIMON JAP Produced by 熊井吾郎
4.Murder Champ
Lyrics by SIMON JAP Produced by Fourd Nkay
Shout by Zeebra,CRAZY-A,DEN,Fourd Nkay,GDXakaSHU
5.持ってけ泥棒
Lyrics by SIMON JAP Produced by Fourd Nkay
6.Sound Dealer
Lyrics by SIMON JAP Produced by Fourd Nkay
※Album特典
7.くそったれFor Life Remix feat.GADORO,漢 a.k.a. GAMI(Album Version)
Lyrics by GADORO,漢 a.k.a. GAMI,SIMON JAP
Produced by dj honda
8.So Let’s go
Lyrics by SIMON JAP Produced by dj honda
9.ラップでファック
Lyrics by SIMON JAP Produced by 熊井吾郎
10.麗しの女神
Lyrics by SIMON JAP Produced by Fourd Nkay
11.宝物
Lyrics by SIMON JAP Produced by Fourd Nkay
12.居場所
Lyrics by SIMON JAP Produced by Fourd Nkay
13.Tokyo City
Lyrics by SIMON JAP Produced by Fourd Nkay
J.ACE LAVEL
全13曲、今のアルバムのボリューム的には少し多いくらいなのかな
でも10曲だとやっぱ少し短い気もしたし
て事で一曲目はアルバムタイトル曲でもある
「くそったれFor Life」プロデュースはdj honda
この日の事は前にも書いた気がするんだけど、
まずこの曲ができたキッカケは
GADOROとは曲をやりたいと思ってて、輪入道の暴動祭で一緒になった時に話したんだよね
そしたらホンダさんのビートで漢 a.k.a.GAMIも招いてやったらヤバそうって話になったから
すぐホンダさんに連絡してアポ取って札幌のスタジオへ
俺はぶっちゃけトラックだけ選びに行こうかなと思ってたんだけど、共通の知り合いから「レコーディングに来るって聞いたよ」みたいに言われて、?と思ったら予感は的中して
昼くらいにスタジオ着いて速攻でホンダさんのビートを話ができないくらい爆音で聴き始めて、8小節から16小節ずつくらいかな、次々と極上のビート食らって、「これ良いっすね!」って言ったら「じゃ書こうよ」て言われて、「もう少し聴いてみたい」ってお願いして他のビートも聴かせてもらってw
1時間くらいたって100曲以上聴いててこのままだとキリないなと思ったから選んだ中からまた厳選して、このトラックに決めた。そしたらホンダさんが「書いて」って言うから「はい」って感じで書き始めたw
(この人ヤベー)なんて思いながらホンダさんも音いじってるし俺も早くしないとと思ってまずはフックができたから「フックできました」って言ったら「じゃあ録ろう」って言われて「はい」って言って速攻録って、そしたらその場でミックスしてくれてもう声がすげークウォリティになってて、(やべすぐヴァース書かねぇと)と思って軽く苦戦したけど1ヴァース目が出来て「できました」って言ったら「ハッ」って笑われた気がして、そん時(あ、この人これじゃペース遅いんだ)って思って、まず1ヴァース目レックして2ヴァース目また書き始めて、2ヴァース目はペースを掴んで早かった、またすぐレック。終わった頃には夕方19時近くなってて、ホンダさんに「時間かかってすみませんでした」って言ったら「腹減ったから飯食い行こう」って言われて知り合いのお店に一緒に飯を食いに行って、その時にすんげー飲みながら貴重な話を沢山聞いたんだけど、その中でも「言いたい事があるからラッパーなんだろ?」「曲はその日その日でなるべく仕上げちゃわないとテンションが変わっちゃう、リリックもその場で書いてもそんなダサいもんできないだろ?てかダサかったら辞めた方が良いだろ?w」って言われて、マジ間違いないなあと思ったし、それを日本人で1番最初に本場NYで活躍してるdj hondaが言うからまた説得力が半端じゃなくて
そんなこんなで札幌のホーミーズも増えてきて10人くらいでテキーラ2本5分くらいで空けて俺ももう既にベロンベロンになってて、ホンダさんに「もう酔っ払ってレコーディングできないかもしんないっすw」って言ったら少し顔色を変えて「できるだろ」って言われて「はい」って言ってスタジオ戻ってイントロを入れた
そうやってできたのがこのアルバムの一曲目のくそったれFor Lifeですw
だからリミックスのビデオバージョンはそれをGADOROと漢くんに送って、書いてもらって完成しました。
まずはそんな感じ
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SIMON JAP「くそったれFor Life」
現役東大生もびっくり 驚愕のJAP
俺は今年いっぱいでバトルから身を引こうと思ってる。
12.7(日)に開催される罵倒で最後になるかな。
まず俺は前にバトルに出る理由について記事を書いた
ここに書いた事が全てなくなってしまった訳ではないんだけど、
2011年から約3年間、
このMCバトルの世界に足を踏み入れた事によって見えた部分もあって、
正直当初思ってたバトルに出る理由がいくつかなくなってしまったってのもある。
もちろん今もラッパーとして上を目指してるし、
駆け出しの頃の初心を忘れた訳ではない。
けど正直もう良いかなって。
そりゃ結果に満足してる訳ではないけど、
やるならちゃんとやりたいよね。
やっぱ。
俺は元々才能があるタイプじゃないから、
バトル前はスタジオに入ったりして時間をかけて練習したい。
てかしないと良いパフォーマンスができなかった。
そうすると制作とか他の事が疎かになる。
俺の場合はバトルの事ばっか考えて私生活にまで影響を及ぼした。
バトルモードってやつだね。
一緒に暮らしてる奥さんにも
「今バトルに集中したいから」
って冷たい態度を取ってしまった事もあった。
自分が本当にやりたかった事を考えてみて、
今はそこじゃないかなって。
レコーディングやまともに曲もつくった事なかったりライブもした事なくても、
エントリー費2000円払えば人前でマイクを握れて言いたい事言えるし、
上手く行けば歓声をもらえて、
運が良きゃ知名度のあるMCとバトルできるMCバトル。
これは始めた当初から思ってた事なんだけど、
俺はやっぱMCバトルという競技がそこまで得意じゃなかったんじゃないかなって。
時々俺のバトルが良いみたいな意見は聞くけど、
自分ではそうは思わない。
これは今まで本気で取り組んでみて自分でわかった事でもあると思うんだよね。
「SIMON JAPに勝ったなんてすごい」
みたいに言われる若手とかがいるのは嫌じゃなかったけど、
結局はその若手だってこの先もMCバトルで勝ち続けて賞金をゲットするか、
それ以外のアクションを起こさない限りは稼げない。
他の仕事が儲かってて金はいらないってなら話は別だけどね。
そもそもそこら辺のMCバトルで優勝した位じゃ一気に生活が変わったようなラッパーはまずいない。
それくらい今はMCバトルの優勝には価値がなくなってる気がする。
バトルが増えたせいもあるのかな。
その中でもやっぱUMBとかは賞金も100万とからしいし1番価値があるんだろうけど、
歴代のチャンピオン達ももちろんその素晴らしい肩書きは消えないし、
これからも使えたとしても結局はその本人達の活動次第。
2連覇した晋平太は司会とかでライブしながら各地回ってるみたいだけど、
別にそれが俺のやりたかった事ではないし、
R指定は今年3連覇狙ってるみたいだね。
それはそれで彼にしかできない事だろうし頑張って欲しいしものすごい事だと思うけど、
それがMCとして1番て訳ではないよね。
もちろん俺だってやるからには1番を目指したいけど、
俺には俺にしかできないことや得意分野があるし目的はそれだけじゃないんじゃないかなって。
そもそもKREVAがBBP3連覇したってその後の努力がなきゃ今の感じにはなってないだろうし、
それは般若も同じ。
バトル出た事も優勝した事もないKOHHとかANARCHYとかがなんであんだけ人気があって、
AKとかだってなんであんな売れてんの?
そもそもバトルと音源は別物だしバトルが良かったって楽曲が良いとは限らない。
それはその逆も同じ。
もちろんバトルを観ればなんとなくそのラッパーの事はわかるけど、
やっぱごく一部だよね。
ましてバトルも音源もヤバくたってそれだけでは大成功するとは限らないだろうしね。
とにかく俺はそれより今は曲をつくったり他の事の方がやりたいし、
今は前みたいにはバトルで優勝したいって情熱もなくなってしまった。
バトルに出始める前から、
バトル出身で本当に成り上がったやつなんて殆どいないのはわかってた。
それでもバトルはバトルで頑張って出ていたかった。
俺もバトルに熱くなってたし、
色んなMCバトルで優勝したりしてくうち、
少しずつそういう部分も変えたいって思うようになってた。
でも俺には変えることはできなかったし、
正直メンツも殆どいつも同じ。
たまに各地元にしかエントリーしないようなMCもいるけどごく稀だった。
バトルを観て一緒に曲をやりたいと思うラッパーも殆どいなかった。
別に新たなコネクションつくりのためとかコラボする相手探しのためにバトル出てた訳じゃないけど、
出始めた当初の新鮮さや刺激的な部分はもう今の俺にはないかな。
ただ、今あの時の俺みたいにバトルに夢中になってたり情熱を燃やしてる奴等には頑張って欲しい。自分が納得行くまでとことんやって欲しい。
そういうやつらのためにも出来る限り、
毎週の『Warugaki☆Gym』とかは続けてこうと思うし、
俺もなるべく参加してたまには皆の相手をして行きたいとは思うよ。
バトルイベントとかもやってみんなの活躍の場は増やしたいとも思うしね。
ピカピカスピカJAP
今日はWarugaki☆G.P~mc battle~の動画アップをお休みして
現在活動休止中の
“JA飛龍”(ジェーエーヒリュウ)
について少し書きたいと思う。
まずJA飛龍って名前について、
これは途中で改名されたもので、
オリジナルネームは
“JUSTY ACE”(ジャスティーエース)。
JUSTY ACEは1998年に結成して、
メンバーは
SIMON JAP,GRACE,DJ HIROTO
の三人。
これが当時横文字のフライヤーばかりのシーン
に漢字でインパクトを与えるため、
調度その時Kダブシャイン氏が主宰のアトミックボム
と仲が良かったというのもあり、
気持ちを入れ替える意味でもグループ名をJA飛龍
SIMON JAPを神風サイモンKAZ
GRACEを竜巻G
DJ HIROTOをDJ犬神
に改名して活動をしていた。
当時三人でアルバム制作をしていて、
全曲録り終わりミキシングの作業を終えた矢先
俺が投獄される事になり、
復帰してから出したアルバムが
JUSTY ACE『JA飛龍』
活動再開については、
メンバーでお互いの意志を確認しても
三人ともやりたい。
ただ中途半端にはやりたくない。
そこらへんの細かい事情については
プライバシーの問題もあるので書かかないにしても、
そのタイミングが来ればやる事になると思う。