ドラマも良いけど、利ザヤも良いよねぇ~♪
私が学校を卒業して最初に勤めた会社は商社でした。今はメーカーに勤務しています。商社とメーカーではいろいろな点が違います。商社は口銭商売なので利益率は低い。しかし、固定費が少なく、投資が少ないのでビジネスリスクが低い。メーカーは商社より利益率が大きい。商社の利益が売上の3%としたらメーカーの利益率は30%のこともある。しかし、それはある程度売れたらの話で(ある程度の稼働率を超えたらの話で)、稼働率が下がれば急に赤字に転落する。固定費が大きい。工場もあるし、工場労働者もいる。売れなくても彼らには給料が必要だし、設備償却費も売り上げにかかわらずかかってくる。工場建設に銀行からお金を借りて投資したとしたら、その金利だけでも大変だ。
メーカーの製造能力を100とすると、100生産して、100売るのが理想だ。フル稼働。コストも安くなるので利益も増える。しかし、景気は激しく変動する。100の製造能力に対して、市場の要求が200だったらどうするか。商社ならばメーカーにこう言うだろう。「需要があるのになぜ増設しない?チャンスを逃すのか?」と。しかし、増設には時間とお金がかかる。増設している間に市場が冷え込んでしまって、200あったはずの需要が70くらいまで落ち込んでしまうこともある。売上が下がれば商社も困るが、メーカーの痛手は商社の非ではない。投資がメーカーの社運を左右すると言ってもいい。儲かりそうな分野は参入が多いので、競争も激しい。品質も重要だし、コスト競争も大変だ。
日米経済戦争が激化して、世界中のビジネスにマイナスの影響を与えている。面白いことに、両国が関税をかける品目は、私の先入観とは逆になっている。中国から米国に輸出するものは、電気製品、電気・自動車部品など。米国から中国に輸出するのは農作物などが主だ。確かに米国は農作物大国でもあるし、石油大国でもある。米国は第一次産業の輸出国家なのか。私が思うには、米国の主要産業は、グーグルやアマゾン、フェースブック、アップル、マイクロソフトなどのソフト関連産業なのだ。
(米国の貿易赤字って、数字のマジックで実際は赤字ではないのでは?)
Made in U.S.A.という製品に何があるだろうか?米国企業でも製造工場は米国外にある。米国内の利益のでるビジネスは自国に工場を持たない。日立製作所が先ごろ、方向転換を宣言した。ものつくりからシステム主体に変えていくと。やたらと給料がいいことで有名なキーエンスは自社の工場を持たない。工場なんてもっていたら、今後はだめなのだろうか。
ユダヤ人の得意な金融業もこれからもずっと繁栄するのかどうか怪しい。少なくとも日本では、銀行は冬の時代となった。金利が下がって利ザヤが稼げなくなった?IT,AIなどによって人間が不要になって、人員削減が進んでいく。店舗もどんどんとなくなる。国際的な投資バンクはどうなのか。商社も総合商社になると、投資会社のような仕事をしている。儲かる投資ができれば儲かるし、投資に失敗すればそれはドブに金を捨てるようなことになる。
私は今メーカーに勤めていて、ありがたいことに、それなりに存在価値のある製品、競争力のある製品にかかわっている。そして、私のサラリーマン寿命もあと5年程度だから、まあ良いのだけど、今の若い人たちが今後30年の俯瞰したときに、メーカーというのはかなり厳しいのではないだろうか。安く作らねばならないとしたら日本の人件費、地価、エネルギー代では厳しい。金融も厳しい?商社だって、存在価値が認められない商社は消えていくだろう。システムといっても、儲かっているのはどれも巨大企業に見える。あの巨人たちはいつまでも儲け続けるのだろうか。
以前(もう20年近くも前の話だけど)、韓国のサムソンのお偉いさんと話したとき「サムスンはすごい利益を上げていますが、その利益のほとんどを再投資しています」と語っていた。
日本を代表するトヨタにしても、年間の研究開発費は1兆円だ。変わり続けるために進化していけない企業は淘汰される。変化に対応できるかどうか。若者たちは、生きながら時代を感じて、その方向性を模索していくしかない。そして、「いざ鎌倉」という事態に備えて、いつどこへでもすぐに出撃できるように自分自身を切磋琢磨していくしかないのでしょう。
写真は記事内容には関係ない、京都の夜です。
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「國體ワンワールド勢力」が、「黄金」と「罌粟(アヘン)」を地域社会で積極活用することで、地域住民にもたらされた生産的、生命的便益が、当該地域の経済と社会を向上させ、政体を支えてきた。
ところが、世界史の進行と共に分業が進み、職能が分化して社会構造が複雑化すると、國體勢力だけでは國體任務をこなしきれなくなり、いきおい“下請け業者”を起用したため國體を巡る勢力に変化が生じることとなった。
具体的には、エジプトのファラオ・イクナートン(アメンホテプⅣ世)が宗教都市アマルナで太陽神アテインを信奉する“一神教”を作ったことにはじまる。エジプトを追放されたアテイン一神教徒がシナイ半島で創(はじ)めたのがのちの「ユダヤ教」である。
アテイン一神教徒は1000年前頃にカナーン(パレスチナ)にイスラエル王国を創り、さらに排他性が強いユダとベニアンという二部族が前900年ころに独立してユダ王国を創ったが、新バビロニア王国によって滅ぼされ、遺民はは奴隷とされる。
が、バビロンで黄金ファンドを用いる与信術を学び、新バビロニアが滅びた後オリエント世界に分散し、國體ワンワールドが行なう金融、与信業務の下請け業者となってファンドの運用によって得られる利ザヤを稼ぐことを覚えたのである。
かくして、國體ワンワールドの下請け業者となったユダヤ教徒たちが組織したネットワークが「国際金融勢力(金融ワンワールド)」の祖型である。そしてその後、このネットワークに“覇道一神教徒”が侵入して根幹を握り「イエズス会」となった。
國體ワンワールドと国際金融勢力の関係は、本来“財主”と“金融ブローカー”としての協業関係であったが、覇道一神教勢力に乗っ取られて以降の国際金融勢力は、國體ワンワールドとの協業関係を表面上は維持しつつも、実は利益のみを追求する強欲な覇道勢力に転じた。国際金融勢力は「重商主義」によって世界各地を武力で侵略し、一神教で洗脳しつつ金銀を搾取する植民地主義であった。
この結果、國體ワンワールドと国際金融勢力の関係は、王道と覇道の本質的相反性を反映して協業から対立に変化し、國體ワンワールドは対抗勢力としての「世界王室連合」を結成した。世界王室連合の中心は、表面上は西極をなすケルト系王室であったが、実は、その盟主がワンワールドの東極をなす日本皇室である所以は、大塔宮護良親王の王子、王孫が十四世紀に渡欧して密かにケルト系王室に潜入したことによる。
その後の流れを言うと、スコットランドのケルト王統が衰微→有間王子がフランク王国カロリング王朝を建てたが衰微→伏見宮治仁(はるひと)王がハプスブルク伯爵エルンスト鉄公に背乗りしてハプスブルク家を建て→ポーランド王女ツィンバルカ・マゾヴィエツカの間に生まれたフリードリヒ三世が神聖ローマ皇帝になった。
このツィンバルカ・マゾヴィエツカは、欠史八代(葛城王朝)の一族(縄文海人族)が北朝鮮の羅津に渡り、西行してマジャール人と混淆(こんこう)した者の子孫である。
このフリードリヒ三世が護良親王の王子、王孫を迎え入れオランイエ=ナッサウ家(欧州大塔宮家)を作り、そこから出たヴェルム1世がオランダ王国を建て、ベネルクス三国と分流の英国王室を建て、「欧州ワンワールド國體」を完成させた。
近世後半に入ってからの国際情勢の変化に鑑みて、日本の開国を決定したワンワールド國體は、有間皇子、護良親王王子・王孫、伏見宮治仁(はるひと)王らの子孫を欧州王家から受け入れる目的で、ハプスブルク家が作った欧州大塔宮家から閑院宮典仁(すけひと)親王を迎えて永世親王・閑院宮家を創設、後桃園系皇統を終わらせた。
そして、オランダ王家オランイェ・ナッサウ家か、ベルギー王家ザクセン・コーブルグ・ゴータ家のどちらかから王子を迎え、光格天皇を誕生させた。かくして、欧州王室連合と天孫皇統が統合され、「世界國體(統合ワンワールド國體)」が完成したのである。
ちなみに、光格天皇の第二皇子が中山家に入って中山忠能(ただやす)となり、のちの「堀川政略」などで明治維新を主導することとなる。
(次回に続く…)