インディアンス 感動のないものは造らない。

M-1グランプリ2018の敗者復活戦をリアルタイムで観たので、

玄人の私の目から見たネタの点数と感想を述べていく。

個人的に投票したコンビは赤字している。

 

 

・ウエストランド　　　87点
「女の子を紹介」

通常は苦戦するトップバッターでかなり盛り上げてくれた。

井口君の偏見や嘆きに満ちた彼ららしいネタ。

「自我」のくだり等の盛り上がりどころもあり、素晴らしかった。

彼らがここまでの実力をつけてくれたのは嬉しいことだ。

・ダンビラムーチョ　　84点
「おじさんのカラオケ店員」

今回、彼らは「おじさん」のキャラ漫才ではあるが、

予選でやり続けていた「怖いもの」ではないネタを披露した。

ネタバレしていると判断したのだろう。

ただ、予選のネタの方がネタとしての質は、

今回のネタより高かったと思う。

・さらば青春の光　　89点
「ものまね」

さらばらしい発想の良いネタ。

彼らはこのネタを去年の準々決勝で披露していた。

このネタは3分間がちょうどよい。

大爆発はなかったのが残念。

・ミキ　　85点
「サザエさん」

くだらない設定は彼らの良さを引き立ててくれる。

但し、サザエさんという題材は流石に月並みすぎる。

もっと攻めても良い。

・たくろう　　87点
「美容室」

知名度が低いない中で、あれだけの笑いをとれるのは流石。

ボケのキャラもいそうでいなかった。

キャラが日常の範囲内なのもよい。

ボケ自体のクオリティも高かった。

・からし蓮根　　　86点
「ホスト」

彼らの気持ち悪いボケが好きだ。

センスで勝負している。

あえてベタなボケも織り交ぜるバランス感覚も良い。

ただし、全体としての印象は地味だ。

・アキナ　　　　87点
「結婚のあいさつ」

馬鹿馬鹿しさが面白い。

彼らは後半のくだりをやりたかったのだろう。

広い舞台にもマッチしていた。

・金属バット　　　　95点
「お見合い」

彼ら独特のセンスあふれるネタであった。

粗いボケもあったが、そこも味だろう。

決勝進出するかは微妙だが、

全国的に知名度のない彼らの魅力を伝えることはできたと思う。

平場の絡みも好きだ。

・東京ホテイソン　　　86点
「入学式」
実は私は彼らに期待していた。

ただ、一ボケ目から笑いが足りなかったか。

このスタイルならもっと爆発しなければならない。

途中の「ポムポムプリン」のくだり位の笑いが全てにおいて取れれば良かったが、いささかネタバレしていたか。

・侍スライス　　85点
「裁判」

ウケ自体は多くはなかったが、

私はこのスタイルを見つけた彼らを評価する。

来年以降、このスタイルに磨きをかけていって、完成させてほしい。

・ニッポンの社長　　91点
「女を紹介」

“荷物多い”を面白がる彼らのセンスよ。

唯一無二のコンビ。

今後も期待している

・マジカルラブリー　　　100点
「高級フレンチ」

一つの設定で突き進む彼ららしいネタ。

実質的なボケは3つ。

過去最高傑作かもしれない。

準々決勝より洗練されていて一切無駄がなかった。

・三四郎　84点
「若者言葉」

可もなく不可もなく。

悪くはないのだがねもはや期待感がない。

熱量も感じられない。

・プラス・マイナス   98点
「野球」

私は個人的に彼らの漫才のスタイルは好きではない。

しかし、今回はネタに魂がこもっていると感じた。

実際に大笑いした。

彼らの15年間を凝縮した3分であったと思う。

感動した。

 

・インディアンス　83点
「ヤンキー」

ツッコミの揚げ足を取るスタイル。

色々試行錯誤しているのだなぁと思った。

ただ、ツッコミがあえて言い間違いする演技が下手で少し冷める。

 

 

全てのコンビが面白かった。

個人的には金属バッドが全国ネットで観れたことが嬉しかった。

 

 

※今なら、「」でお笑い動画が一か月無料で観れる。

　一か月経つ前に、解約するのがおススメだ。

　個人的には、小峠がMCを務め「モテるの法則」という番組が面白い。