「アーサー」で学ぶ仕事術

「アーサー」で学ぶ仕事術

アーサー 色は、ココロを動かすチカラ

花郁悠紀子さん
緑蔭行路は遺作でした。
1954年にお生まれになり
1980年に亡くなられました。
花郁悠紀子さんの描く絵は
背景を感じさせました。
姫君、
それは
結い上げた髪や
コルセットで締め上げた胴
大きく膨らんだドレスに描かれることが多かったように思います。
対して、
解き流した髪、
体にそって流れる布
そこに感じられるたおやかな肢体。
アーサー王とギネヴィアの物語を思わせる扉絵でした。
当時
プリンセスで拝読しました。
もう虜になっていた頃です。
悲しい女性
ただ恋を偲ぶ女性の物語は、
長い長い物語を感じさせます。
語られぬ物語は感じさせる物語。
「百千鳥」
扉絵
そして、
美しく
悲しい女性の物語は
ただ浮かび心に描き出されます。
東洋の少年
このモチーフは妹の波津彬子さんの作品では
イギリスの社交界の情景に溶け込んだ作品になっています。
でも、
“カルキの来る日”は
何というか、
東洋の少年であることより
殺人者が透き通るように美しく哀しいことが、
その運命も含めて
衝撃的でした。
死体を描いて美しい。
その横たわる寝椅子の造作が美しく
その姿態から死を感じさせながら
目を背けさせない。
続編がありましたこと
前記事に載せました秋田文庫を読むまで
知りませんでした。
わずかに4ページの続編。
少年は生きて
その少年を救いたいと願った青年の腕に抱かれます。
扉絵は蓮の花でした。
 蓮は聖なる花です
 創造と不死と純粋の象徴です
 ぼくには見られない
カルキは救いの神なんだそうです。
その来なかった神が切ないラストでした。
…………だから続編にほっとしました。
ほっとしてしまいました。
つい何回も読んでしまう。
そして、
こうして振り返って気づきました。
哀しい女性の物語、
ただ浮かぶ物語、
その憧れの原型は花郁さんの作品にあったのか。
そんなことを思う年始でもありました。
 花郁悠紀子さん。
 幾つもの語られぬ物語が
 奥行きのある絵と言葉に浮かぶ作品を
 遺されています。
 その世界に憧れました。
こうして読み返すまで繋がらない。
自分の中の様々に驚きます。
そして……海斗の出生ってどうだったんでしょう。
ここあるがために
海斗は繰り返し己を疑います。
どうだったんだろう。
考えてます。
繰り返し考えてます。
うーん
うーん
画像はお借りしました。
ありがとうございます。

アーサー 来て見て触って、富士通のお店

三井住友VISAカード ミュージカル『ファントム』
PHANTOM
Book by Arthur Kopit, Music and Lyrics by Maury Yeston
Based on the novel by Gaston Leroux
“Originally Produced in the United States at Theatre Under the Stars, Houston, Texas”
“PHANTOM is presented through special arrangement with Music Theatre International (MTI).

脚本/アーサー・コピット 作詞・作曲/モーリー・イェストン
潤色・演出/中村 一徳 翻訳/青鹿 宏二

音楽監督/竹内一宏  編曲/西村耕次,鞍富真一,竹内聡  振付/KAZUMI-BOY,鈴懸三由岐,西川卓  ファイティング・コーディネーター/渥美博  オリジナル装置デザイン/関谷敏昭  装置/稲生英介  衣装/加藤真美  照明/勝柴次朗  音響/切江勝  小道具/北垣綾  映像/Jaijin Chung  歌唱指導/彩華千鶴  特殊メイク/田中正史  演出補/原田諒  演出助手/竹田悠一郎  
平成31年1月2日 東京宝塚大劇場 2階13列センターB席

さて、今回は、久しぶりに子供を連れて、USJ2日間、宝塚初日 (は一人だったけど)。USJでは、バックドロップの列に1時間並び、元日は鏡開きの列に40分、中に入ってから1時間立ちっぱな...本当に腰が痛くなって大変でした(泣)
...はともかく、平成31年の東京公演初日観劇で、今回の遠征は、最高の大団円となりました(笑)。子供 (男子高校生) も楽しんでくれたみたいです。

[解説]
ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」をもとに、脚本アーサー・コピット、音楽モーリー・イェストンによって1991年に初演、米国内ツアーでの好評を受け、その後世界各地で上演されてきたミュージカル『ファントム』。宝塚歌劇では2004年に宙組により初演、怪人の心の葛藤を鮮明に浮かび上がらせ、悲劇の結末をよりドラマティックに描き出した宝塚歌劇ならではのロマンティックな舞台が高い評価を得て、その後の再演も好評を博し常に上演希望が寄せられる人気ミュージカルとなりました。伸びやかな歌声に定評のある望海風斗がファントム役に挑むにあたり、この度の雪組公演では新たな『ファントム』の世界をお届け致します。

そういえば、東京でも口上がありました。
でも、ムラと違って、後ろが、無地の赤色緞帳だけだったので、少しショボイ感じがしたような...(笑)

○ これで4回目だけど...
いつ見ても、二幕は、急展開過ぎて...ストーリーに、結構「モヤモヤ」とか「腑に落ちない」とかはあります。最後にショーが入る分、かなり端折っているかな?
そういえば、『エリザベート』も、外部μ版を見て、初めて腑に落ちた点が多々ありましたっけ...。
『ファントム』も、外部μ公演が年末にあるんですよね。それを見れば、分かるのかもしれませんね。

ということで、基本的には「芝居を深く味わう」っていうような作品ではないのかな。例えば、『エリザベート』や『グランドホテル』のような作品と比べると、「物語で魅せる」要素は少ない気がします。しかし、逆に言えば、
「音楽の比重が非常に高い」
ということであり、それは、とりもなおさず
「歌い手の力量が非常に重要」
ということでもあります。

○ 空前?
そういった意味でも、今回は、間違いなく、宝塚史上では
「空前」
であったはずです。私自身は、過去の3公演ともに、映像も含めて、全くの未見ですが、それでも間違いないと思う。

① 真彩 希帆(98期・11番 「きぃちゃん」「まあや」「なっちゃん」)  クリスティーヌ・ダーエ    芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆☆

いかに「おはな様」であろうとも、ここまで、まさに
「オペラ座のプリマドンナ」
に相応しいような「声楽的」に聞こえる歌唱は難しいはずです。最初の歌『メロディー』も素晴らしい歌唱でしたが、何と言っても
『My True Love』
が素晴らしかった...。ここは、
「クリスティーヌのあまりの歌の素晴らしさ」
に、固く凍り付いていた
「ファントムの心が、ついに動かされる」
というようなシーンなわけですが、それが、
「本当にそのように」
しか聞こえない...。「きぃちゃん」の持ち味である
「声自体の美しさ」
に、さらに
「発声の厚み、感情表現の豊かさ」
が加わっていて、まさに
「言葉を失う」
ような見事な歌唱でした...。それ故に、この後に続く絶望がなお一層迫ってきて...。
さらに、芝居の方も、とてもよくなっていて、少なくとも私がみたムラでの3公演より、歌唱、芝居ともに、ずっと凄かったはずです。とにかく、これ以上は考えれらないほどの
「最高のクリスティーヌ」
でした。

○ 絶後?
しかし、明らかに、その「最高」以上なんですよね...。とにかく
「凄まじかった...」
宝塚で3回も聞いているはずなのに...。
「この日が、断トツで最高」
だった気がしてなりません。

② 望海 風斗(89期・2番 「だいもん」「ふうと」「のぞ」)  ファントム  芝居 ☆☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆☆☆

ムラでも歌唱は「☆☆☆☆☆☆」評価でしたから、この日なら
「☆☆☆☆☆☆☆」
にすべきかもしんない...。とはいえ、本来は「☆~☆☆☆☆☆」なので、さすがに止めました(笑)。
...はともかく、宝塚の公演は、外部μと違って、主役/ヒロインともに、「Wキャストなし」のハードスケジュールですから。やはり、初日が、一番疲れもなくて、
「ノドのコンディションも最高」
なのかもしれませんね。とにかく
「歌の凄さだけ」
で、○腺が緩む...という
「滅多に」
できない体験を...何度も何度も..
しました。そして、そのためには、多分「S席後方」よりも
「B席センターの方が絶対にいい」
はず...って、勿論、負け惜しみですけど(笑)。でも、
「PAの質が良くなった?」
のかなとも思いましたっけ。とにかく、間違いなく、宝塚では
「空前絶後」
のエリックでしょう...(少なくとも、私の残り時間の中で間違いなし!!)

● 観劇おすすめ度 ☆☆☆☆☆

主役コンビだけでなく、全体的に、歌唱、芝居共に、私が観た十分に素晴らしかった大劇場公演よりも、さらに充実しており、もはや、
「今年一番の公演」
は確定している気さえしますね。これほどの歌唱を聞けることって、これからもあるかどうか...って、まあ、私の場合はないでしょう。
次の本公演の演目は、すでに決まっていて、次の次は、節目の5作目ですけど...再び、本公演で、本格的μが聞きたいですね...でも...どうでしょうか...。
それもあって、出来るだけ劇場に足を運びたいという想いが一層募りました...ので「博多座」は諦めました(笑)。


〇 御挨拶
もうほぼ忘れてしまいましたが、とりあえず
「初忘れですね...初忘れ...」
はさすがに覚えています(笑)。その後のお話は
「イェストン氏に、人生を込めて歌いなさい」
と言われたので、一回一回、人生をかけて、歌いたいみたいなことだったはず...かな?

それと、〆は、
「ファントム」
「あけましておめでとうございます」
でした。ムラでも、東京でも、舞台から、何度もこの言葉を聞きましたが、お返しは拍手だけだったので、ここで言えて、スッキリした気がします(笑)。

(一幕の終わり。そして、すぐに幕が下ります)

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